手作りモーションキャプチャーの研究がテレビ放映されます

2017/01/11

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。研究室では腕時計サイズの小さなモーションキャプチャーデバイスの研究を行っておりますが、その模様がテレビ放映されることとなりました。

Motioncaputuredevice

 こちらが完成したデバイスの写真ですが、一緒に移っているのはアメリカの25セント硬貨です。(100円玉よりほんの少し大きいです)手首に取り付けてスイッチを入れると、秒速100回といったスピードで手の動きを捉え、三次元CGの情報をワイヤレスでノートパソコンなどに送信してきます。


Solderingworks

 モーションキャプチャーは、体に丸い物体をたくさん取り付けてカメラで動きを調べるというものが映画やゲームの世界では良く知られていますが、1個からでも動くものを手作り(はんだ付けです)してみました。デバイスはテレビ番組に出演する研究室の学生が作っておりますが、スタートからゴールまでの所要時間は約10時間でした。

 1月15日(日)午後11時19分よりTBS(地上波)にて、「未来の起源」という番組の中で研究の様子が放映される予定ですので、どうぞご覧になってみて下さい。なお、1月21日(日)午後8時54分より、衛星放送(BS-TBS)にて再放送がございます。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (FF-XVを冬休みにクリアしました。67時間でした・・・)

シドニーは夏です!!

2016/12/30

CS学部3年の金子さんからオーストラリア便りが届きました

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みなさん、こんにちは。
コンピュータサイエンス学部の金子です。
私は今、学校を休学してオーストラリアはシドニーに来ています!
私がこちらへ来て感じたこと、シドニーの情報を皆さんにシェアできたらいいなと思います。^^

Q1

まず初めに、シドニーは様々な国籍の移民が滞在する、世界でも有数の多国籍・多文化都市ということを知っていますか?
毎日200以上の言語がシドニー周辺で飛び交っているというので驚きです!
様々な国籍の人が集まっているので、オーストラリアだけでなく世界各国の文化などに触れることができますよ!

市内にはパブやバーが沢山あります。
お酒を飲みながらの交流は話も弾みますし、英語の上達にも繋がります!
(オーストラリアは18歳から飲酒ができます。)
オーストラリア産ビールは種類が多いので、訪れた際はぜひ色々なビールを飲んでみてください!
オーストラリアはワインも有名ですよね!
シドニー北部のハンター・バリーには沢山のワイナリーがありますよ!

Q2

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最近の人工知能はこれまでとどこが違うのか

2016/12/20

人工知能やその実現手段の一つであるニューラルネットワークは,何十年も前から研究されてきました.
最近になって,囲碁の名人に勝ったり,TVゲームを上手にできるようになり,
ニュースになり急に脚光を浴び出しました.

なぜこれまでできなかったことができるようになったのでしょうか.
次の三つの理由が挙げられます.

1)人工知能研究の進歩
近年になって深層学習という技術が開発され,
複雑なニューラルネットワークの学習を安定させることができました.
下の図は,画像を分類するニューラルネットワークの構造を表したものです.
図の左側から画像を入力すると,途中に描かれた箱で計算を行い,
最終的に右から分類結果が出てくるものです.
技術の進歩により,このような多段構成のネットワークの学習が可能になりました.

Gnet


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3年生の実験風景

2016/12/16

  コンピュータサイエンス学部の広報担当教員です。
 
  今日は3年生が受講しているコンピュータサイエンス応用実験の中の風景をご紹介します。
  今日ご紹介する実験は、データサイエンスをテーマにした実験の1つで「デザイン思考に基づく商品企画」がテーマです。

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■ デザイン思考に基づく商品企画

  10年後の生活で必要となる、全く新しい商品の企画にチャレンジしています。その為に必要となる、「将来を予測する力」、「商品アイデアを発想/具体化する力」、「チームで意見をまとめる力」を、4~5人でのグループワークを通じて実践し習得することができます。

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  先ずは、出来るだけ多くのアイデアをポストイットに書き模造紙に貼り付けます。アイデアは思い付きレベルのもの、常識をはるかに超えたもの大歓迎です。
 
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  このチームのテーマは「未来の学生生活を支える商品」。メンバーと意見交換するうち、最初は思い付きレベルや突飛なアイデアが、現実的で素晴らしいものへと変化。やはり、チームワークは大切です。

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  最後に、議論してきた内容をクラス全員の前で発表します。質問やコメントを貰うことで、更に新しい洗練されたアイデアへと発展することもあります。

  この日は、とあるNPO法人の代表の方がオブザーバーとして参加されていました。その方からは、感想として、「『デザイン思考』と言う新しい手法に興味を持ちました。また、学生さんが“ワイワイガヤガヤ”議論しながら実験されているのを見て楽しく思いました。」というお話を戴きました。

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  3年生の応用実験にも多くのテーマがありますし、2年生の基礎実験にもさまざまな内容の実験があります。

  多彩な実験は東京工科大学コンピュータサイエンス学部の1つの特徴です。

人工知能ってなんだ

2016/12/09

人工知能は,文字通り解釈すれば人口の知能ですが,
「知能がある」というのはどういうことでしょう.
私は,外界から入力された情報からなんらかの判断をする力を知能と考えています.
たとえば,犬は,飼い主の顔を覚えて,飼い主が帰ってくると喜びます.
犬にはある程度の知能がありそうです.

コンピュータには知能はあるでしょうか?
コンピュータは「プログラム」と呼ばれる指示を忠実に実行しているだけです.
プログラム中には,人間が一所懸命考えて,この場合はこうする,他の場合はこうする
と事細かく指定します.
コンピュータが高度な判断をしているのは,内部にあるプログラムが知能を実現しているからに
ほかなりません.

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猫の画像を見て,猫と判断させる例で考えてみましょう.
コンピュータでは,猫の画像の特徴(髭がある,目が2つなど)
を抽出するプログラムを書いて,一致を見ることで判断します.
どのようなアルゴリズムを使うかで,判断の性能が違ってくるので
そこが研究者の腕のみせどこととなりました.
これまでは,このような高性能なプログラムを実現するアルゴリズムの部分を一所懸命研究してきたわけです.

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CS学部で人工知能研究プロジェクトスタート

2016/12/05

人工知能を学びたい人、この指とまれ!

東京工科大では全学的に人工知能(Artificial Intelligence; AI)の研究を強力に進めようとしています.
コンピュータサイエンス学部(CS学部)は,その推進の中心的役割を果たす学部として
「先進AI研究分科会」を立ち上げました.

Aiai


CS学部の約半数の研究室が,すでに参加を表明しています.
プロジェクトには,学部や大学院の学生も参加して, 最先端の人工知能の技術を身につけます.
人工知能の技術はこれまでの「プログラムによる処理」とは違った原理に基づいています.
これまで人間が工夫して書いたプログラムにできなかったことが人工知能で
できるようになってきています.

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2016年電子情報通信ソサイエティ大会で学会発表

2016/11/20

去る9月20日から9月23日に北海道大学で行われた、2016年電子情報通信ソサイエティ大会において、三田地研究室の島 康貴君が学会発表を行いました。2年前の先輩の奥津宏紀君と1年前の先輩の新井亮平君の研究成果の発表でもあります。

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コンピュータサイエンス学部三田地研究室4年 島 康貴です。
私は2016年9月20日に北海道大学札幌キャンパスで行われた電子情報通信学会にて発表しました。
論文のタイトルは「ソーラーパネルを用いた自立発電型防犯センサシステムの研究開発」というものです。

光ファイバを家の窓枠に設置して防犯センサに役立てようという研究です。既存の防犯センサはどろぼうに発見されやすく対策される恐れがあるため、どろぼうからは発見できない新しい防犯センサが必要なのでこの研究を行っています。窓枠に圧力が加わると光ファイバが変形し、中を通る光が強度変化するのでそれを読み取ることで窓枠に異常が発生しているということがわかります。

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発表終了後に先生と共に、札幌市内を散策した時の北海道庁旧本庁舎の赤レンガの写真です。

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人工知能のコンテストで優勝

2016/11/03

田胡・柴田研究室の柴田です.
ICGI2016 という国際会議があり、Sequence PredIction ChallengE
と呼ばれる機械学習(人工知能)に関するコンテストが行われました。
このような学術的なコンテストは、国際会議で、しばしば併催されます。
参加者は、登録者数約 65 チーム, 参加者数 17チーム, 最終提出者数 12 チーム
で、日本、中国、ヨーロッパ等、世界中の研究機関(主に大学)から集っていました。

そのコンテストでなんとまた優勝しました!
コンテストコンテスト
オランダのデリフトというところで会議があったのですが、
優勝者トークを行ってきました。
また、細かいことですが、
優勝賞品としてオランダの伝統工芸?のお皿や、優勝賞金として500ユーロなど、
いろいろいただきました。
日本語なのでこのブログは読んでないだろうけど、
会議のオーガナイザーの方、ありがとうございます。m(__)m

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左から、コンテストのオーガナイザーの方、私、Jeffrey Heinz 先生 (Delaware 大学;
用いた手法の共同研究者)です。

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前期卒業式

2016/09/20

ご卒業おめでとうございます

9月12日、コンピュータサイエンス学部 前期卒業式が行われました。

学位記は亀田学部長から卒業生1人1人に手渡されました。

「時間がかかっても諦めないでやり遂げることが自分の力になる。
最先端のコンピュータサイエンスを学んだ君たちなら、社会にでてもめげないでがんばれるでしょう。先生たちは応援しています。ご卒業おめでとうございます。」

と、亀田学部長からのあたたかいメッセージが送られました。

5年後10年後に、また東京工科大学にきて教員や後輩にお話し聞かせてください。

卒業生と教員との記念写真
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笑顔で最後に1枚📷✨


ご卒業おめでとうございます!!

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香りを測り、分子情報を可視化してみよう!

2016/09/12

8月28日にオープンキャンパスが行われました.研究室公開を行った杉本研究室の様子です.

8月最後の日曜日は雨模様でしたが、工科大のオープンキャンパスが開催され、杉本研(香りセンシングと表面科学研究室)の研究室公開を行いました。
香りに対する嗅覚による様々な評価方法を体験し、香りセンサにも触れてもらいました。ご来室いただけた方々、ありがとうございました!
研究室の飾り付けにはじまり、機材やサンプルの準備や装置の調整など、いろいろ大変でした。特に今年は、直前に卒業研究の発表会があったので、大忙しでした。

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研究室で取り組んでいる香りセンシングと関連させて、次のような7つの体験イベントを用意しました。

1)アロマのシュートでニオイ当てクイズ
アロマシューター®という、アロマを鼻めがけてショットする発香器に親しんでもらいます。これは、アロマ付きパーソナル空気砲と言えるもので、6種のアロマをピンポイントでお鼻にシューしてくれる優れもので、PCのモニタでシューのタイミングを確認しながら、アロマの種類を当ててもらいます。

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何の香りがしたかを回答してもらいます。全問正解したら、ささやかなチョコのプレゼントをお出ししました。30名のうち全問制覇したひとは4名でした。1,2ヵ所の間違いがほとんどでした。

2)嗅覚による茶葉の香りの感性評価
5種類の茶葉を嗅いで、安心感・華やかさ・透明感・そう快感の4つの項目で点数を付けてもらいます。これらの評価点をPCに入力してもらい、茶葉の間の距離を計算させます。その結果を地図化し、香りの印象から茶葉の類似性を目で見て判断できるようにします。

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