サービスシステムをデザインの対象として捉える

2017/05/09

サービスデザイン&マネジメント研究室の澤谷です。学生と共に第1回Xデザインフォーラム/情報デザインフォーラムでポスター発表してきました。タイトルは「サービスイノベーションと起業家教育」、Yahooの会場いっぱいの参加者と共に、議論をしてきました。

経済のサービス化と共に、イノベーションの対象は 単独製品 →価値共創を含むサービスシステムへ変化しています。また、サービスシステムの要素同士が関連(内部要因)し、問題を分解して扱うことが困難であり、対象とするサービスシステムと外部要因とのバウンダリーが曖昧になり、問題の複雑化が増しています。さらに、情報技術の進展、デジタル化が進み、情報技術が汎用技術として産業間をつなぐ新しいサービスシステムが誕生しています。データは液状化 (liquification, Normann 2001)し、ネットワーク上を満たし、どこかでビジネスが創られています。このような状況では、私たちのデザインの対象として、技術や顧客のニーズのみ捉えていては十分ではありません。以下に示すように、提供者と需要者を繋ぐシステムとして捉え、そのシステムをデザインしていくことが必要となります。

そのほか、そのために必要な教育について議論をしてきました。ご興味のある方は、8月後半のオープンユニバーシティ等でお会いしましょう。

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図. サービスシステム創出のためのデザイン対象

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M1学生のポスター発表

三田地研 学生8名が電子情報通信学会で発表してきました.

2017/05/02

  去る3月22日から3月25日までの4日間に名古屋の名城大(天白キャンパス)で開催された、2017年電子情報通信学会総合大会において、三田地研究室の4年生の菊池大悟君、鈴木智史君、矢口悟生君、長谷川輝君、島康貴君、惟村拓郎君、鈴木順也君とM1の姜凱元君の8人が学会発表を行いました。この中から、寄せてくれた人の感想を述べてもらいます。

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  コンピュータサイエンス学部4年(三田地研) 矢口 悟生です。

 私は、2017年3月25日に名城大学天白キャンパスで行われた、電子情報通信学会総合大会にて発表しました。論文のタイトルは「FBGセンサを用いた複数地点の地震振動検出の基礎実験」です。この研究の目的は、高精度計測、耐環境性(水中、高温等)、信号の長距離伝送性に優れている光ファイバを用いて、悪環境下において長期的な観測を可能とする地震計を設計し、プロトタイプを実現することです。光ファイバを応用したデバイスであるFBGセンサを用いることにより、地震振動を観測することができます。

  発表の原稿とパワーポイントの作成にあたっては、研究結果のまとめ方だけでなく、分かりやすい図や文章の書き方など、至らないところが多く、三田地教授と実験講師の富田先生に多くのご指導を頂き、なんとか発表の原稿とパワーポイントを完成させることが出来ました。学会での発表は、専門家の方々の前での発表なので大変緊張しました。質疑応答では、様々な方からの鋭い質問や意見を頂き、頭の中が真っ白になりながら無我夢中で応答したのを思い出します。無事に発表を終えたときには、とても大きな達成感がありました。今回の発表を通して、自分の伝えたいことを他者へ分かりやすく説明し、理解してもらうことの重要さや難しさを実感することが出来ました。これは、社会人になってもとても大切なことだと思うので、この経験をこれからに活かしていきたいと思います。最後になりましたが、私にこのような貴重な機会を与えて下さった、三田地教授、実験講師の富田先生、また研究室の皆様に深く御礼申し上げます。
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  続いて、コンピュータサイエンス学部4年(三田地研) 惟村 拓郎です。
 
  私の電子情報通信学会で発表した論文のタイトルは「実用化に向けた嚥下障害測定装置の女性に対する計測」というものです。内容としては、現在日本では高齢化社会が進み嚥下障害が問題視されています。そこで光ファイバを用いて嚥下測定シートを作製し、患者に負荷がない測定を行うことを目標としています。
 
  学会発表では緊張もあり発表時間も多少超えてしまい、質疑応答にも困ってしまった部分もありましたが。卒論発表会などと違い、専門家が多い場所での発表は自分の中でかなり成長できる発表の場所だったと思い、とても良い経験が出来ました。
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  続いて、コンピュータサイエンス学部4年(三田地研) 鈴木 智史です。
 
  今回の電子情報通信学会では、「TOFレーザセンサを用いたタイヤ空気圧モニタリングシステム」の研究発表を行いました。これは、TOF(Time of Flight)と呼ばれる方式の距離レーザセンサを用いて、タイヤ内の空気圧の変化を捉えることを目的にしています。TOFレーザセンサを車に設置し、タイヤ内の空気圧変化があった際に発生するタイヤの形状変化を、路面からセンサまでの距離の変化で捉えるというものです。ここまでの研究成果で、実際に空気圧を低下させた際の路面からセンサまでの距離の低下をTOFレーザセンサで捉えることが出来ています。

  発表本番では非常に緊張してしまい、普段通りの発表をすることは叶いませんでた。しかし、質疑応答の際に新たな検討事項を得られ、これからの研究に繋がる発表をすることが出来たと考えています。貴重な経験に繋がった本研究へのご助言を戴きました、三田地 成幸先生を始め、研究室の皆様に改めて深く感謝致します。
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  続いて、コンピュータサイエンス学部4年(三田地研) 島 康貴です。
 
  私は論文のタイトルは「ソーラーパネルを用いた防犯センサの冬至の期間における発電量」というものです。これは、光ファイバを家の窓枠に設置して防犯センサに役立てようという研究です。既存の防犯センサはどろぼうに発見されやすく対策される恐れがあるため、どろぼうからは発見できない新しい防犯センサが必要です。
 
  発表中にマウスの接続が悪く、ポインターが表示されないというアクシデントがあったのですが、なんとか時間通り発表を終わらせることができよかったです。学会では難しい質問がきて、回答が難しいところがあったのですが先生の助けもあり、無事に発表を終わらせることができました。私の研究は後輩に引き継いだので後輩がいい結果を出せたならぜひ学会発表に挑戦してもらいたいと思います。
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  続いて、コンピュータサイエンス学部4年(三田地研) 鈴木 順也です。
 
  私の論文のタイトルは「TOFレーザセンサを用いたリアルタイムロギングによる街路樹枝葉高さ自動センシング」というものです。学会発表は初めてで、午前の最後の発表だったのでとても緊張しましたが、1年間の研究成果を学外で発表する良い機会となりました。研究室で何度も練習する機会を与えて頂いたお蔭で予測していなかった質疑応答の内容にも対応することができました。三田地教授を始め、お世話になった皆さんに感謝いたします。
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  最後に、バイオ・情報メディア研究科 コンピュータサイエンス専攻修士1年(三田地研) 姜 凱元です。
 
  私の発表する論文のタイトルは「FBGセンサを用いた地震振動検出の基礎実験」です。光ファイバFBGセンサを用いた地震計への応用に関する研究です。この研究の目的は、FBG光ファイバセンサは電気の代わりに光を利用し、銅線の代わりに標準的な光ファイバを使うことで、電気的なセンシングに伴う課題の多くを解決することができます。これらの特徴は陸域・海域を問わず観測網を構築でき、地球深部など高温領域での観測を可能とすると考えられます。
 
 私は外国人のため、学会発表も初めてなのでとても緊張しましたが、三田地先生、富田先生と研究室の皆さんのおかげで、順調に発表を終わらせます。いろいろな問題について質問され、今後の新たな課題についてもよく役にたちます。今回の発表を通し、いろいろな優秀な専門家の発表も聞かせ、とても勉強になり、自分の足りないところもわかるようになりました。無事に発表を終えた時には、とても達成感があり、人生にとってもいい経験だと思います。最後になりましたが、私にこのような貴重な機会を与えてくださった、三田地教授、実験講師の富田先生、また研究室の皆様に深くお礼申し上げます。
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 このように、発表は8人共に立派な内容でした。質疑応答はその分野の専門家からの質問で、学内の卒研発表とはレベルの違う内容を聞かれ戸惑ったかもしれませんが、聞いている私からはそれなりに回答しており、総じて立派な発表だったと満足しております。今後は、社会に出てその実力を試されるわけですが、十分に対応できると確信いたしました。
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NTT.com様と「未来創造デザイン」ワークショップ開催

サービスデザイン&マネジメント研究室の澤谷です。学生2名と共にNTT.com様で「未来創造デザイン」ワークショップ開催、2030年のワークライフを考えました。全部で9チーム、その中の2チームは学生がメンバーに加わりました。働くことに対して異なる価値観を持つ学生やとても積極的でコミュニケーション豊かで、しかも家のサーバーではオンライゲームを始終稼働している学生からの多様な意見を得て、日頃の企業内研修の枠を超えた発想が出てきました。
アイデアの共通項は、一旦実施したjobは次回からはAIにオーダーできる。それでできた空き時間は、エンターテイメントに使う。その仕事とエンターテイメントが交差する事が普通になる。
アイデアの中には、今でもできる事があるけれども、今その方向で実施できないのは、自分たちの「仕事とはこういうもの」「仕事はその場に来て時間で評価する」という先入観、だと気づきました。
最後に学生が、「今後自分のようにITを駆使してAIにやらせる事ができる人と、そうでない人の差ができてしまうのがきになる」、「結局、人間とは何をするものなのか、考え続ける事が人間がする事」と発言していました。彼らも、今回の体験で成長したみたいです。  NTT.comの皆さん、ありがとうございました!

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NTT.comの皆さんと集合写真
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学生がリーダーとしてチームの総括を発表
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未来創造デザインの講義の一コマ

横浜と伊豆で論文合宿をしてきました!

2017/04/29

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。昨年来、研究室の恒例行事となった論文合宿を2016年12月横浜あざみ野と2017年2月伊豆城ケ崎で行いました。電子情報通信学会の大会関連の論文について、3年生全員で分担し100件以上を事前に調査して、最近の傾向や課題として何を捉えているかを調べて、発表会を行いました。この結果により、研究テーマや関連研究の参考にする予定です。発表後は、国際会議に倣い、会場を離れて郊外を散策しリフレッショもできました。

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発表会の様子(横浜)

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論文合宿の夕食シーン1(横浜)

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論文合宿の夕食シーン2(横浜)

 
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発表会の様子(伊豆)


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城ケ崎海岸に向けて散歩

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門脇の吊り橋にて

三田地研 学生4名が応用物理学会で発表してきました

2017/04/28

  去る3月14日から3月17日までの4日間にパシフィコ横浜で開催された、第64回応用物理学会春季学術講演会において、三田地研究室の4年生、青柳武嗣君、山崎赳君、富樫祐太郎君、大学院1年の張存宇君の4人が学会発表を行いました。各人の発表後の感想を述べてもらいます。

  張君以外は、学会発表は初めてでしたが、本番では堂々たる発表で大変満足の行く講演だったかと思います。また、ポスター発表の富樫君は1時間にわたる来場者との質疑応答で相当自信をつけたようでした。
  以下4名の学生の感想をお送りします.

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  コンピュータサイエンス学部三田地研究室4年の『青柳 武嗣』です。

  発表した論文のタイトルは『テルライト系ガラスを用いた超高速一括波長変換素子の研究~厚さ0.28mmでの二次非線形光学定数の評価~』というタイトルです。
 
  研究の背景と目的は、近年、ネットワークの大容量化への要求が増える中、消費エネルギーの増大も問題となっています。これは現在のインターネットのルータでは、情報量に比例して消費電力が増大するという問題があります。光信号を電気に変換して処理する工程を光信号のまま処理することが出来れば消費電力を格段に低減することができ信号処理が高速化されます。それには、高い二次非線形光学特性をもつ材料を用いた波長変換デバイスが必要になります。そこで私たちは加工性がよく、低コストであり広い波長帯域で高い透明性を有するテルライト系ガラスに注目し安価で高効率な波長変換デバイスを実現することを目的にこの研究をしています。
 
  私は学会発表が今回初めてで緊張していました。ですが、発表の数日前に練習を何度か行っていた為、時間内に発表を終わらせることができてよかったです。学内での卒論発表とは違い自分の発表を聞いてくれる人たちは専門の人が多く質問内容も中々鋭い質問がきたので答えるのがすごく大変でした。そんな中、自分はどんな質問が来るのか少し楽しみにしているところがありました。私にとってこの応用物理学会での発表は、自分に自信をつけるきっかけになったと思います。
 
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  続いて、コンピュータサイエンス学部三田地研究室4年の『山﨑 赳』です。
 
  論文のタイトルは「テルライト系ガラスを用いた超高速一括波長変換素子の研究―2点及び4点でポーリングを行なった際の二次非線形光学定数の測定―」というものです。
 
  私は元々人前で発表するのが好きではなく、今回初めての学会発表だったのでとても緊張していましたが、学会の前に何度か発表練習を行なっていたので、規定時間内に発表を終わらせることが出来ました。また質疑応答では、学内での発表と違い、企業の方や各分野を専門にやっていらっしゃる方が多いので、鋭い質問が多く、うまく答えられないこともありましたが、とてもいい経験ができたと感じています。
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  続いて、コンピュータサイエンス専攻三田地研究室修士1年の『張 存宇』です。論文のタイトルは「テルライト系ガラスを用いた超高速一括波長変換素子の研究 ―2次非線形光学定数の経時変化―」というものです。

  二回目の学会発表なのであまり緊張しませんでした。発表練習を行ったから、時間通りに発表を終わらせることができてよかったです。質疑応答では、学会発表に向けて三田地教授に様々な視点からの鋭い質問を投げかけられていたので、ほとんどの質問に応えることが出来ました。一部今までにない鋭い質問が飛んできてしまった時に、三田地教授に助け船を求めてしまった場面があり、研究不足を痛感しました。
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  最後にコンピュータサイエンス学部三田地研究室4年の『富樫祐太郎』です。
 
  私は2017年3月15日にパシフィコ横浜で行われた応用物理学会にてポスター発表を行いました。「新規光学接着剤の信頼性評価 -シリコンフォトニクスへの適用-」というタイトルで、横浜ゴム様と共同開発させて頂きました新規光学接着剤の評価試験の結果を発表いたしました。内容としては、従来の光学接着剤と比較して非常に高い強度を示したためシリコンフォトニクス用の高耐湿性光学接着剤の可能性を見出したという内容です。
 
 私は、今回が初めての学会発表でした。発表を行う前までは、「ちゃんと発表できるのか」、「質問に答えられなかったらどうしよう」などとマイナスな気持ちが多かったと記憶しております。しかし、発表後にはそのようなマイナスな感情はほとんどなく、学会発表を行ってよかったと感じました。その理由としては、まったく研究の内容がわからない詳しくない方、反対に接着剤を使用する方や研究を行っている詳しい方などの様々な立場の人の質問や意見を伺うことが出来たからだと思います。そして、その質問や意見によって自分や学内の発表のみで気づくことが出来なかった新たな課題や考え方が見つけることが出来たからだと考えています。実際に発表を行う前と後ではかなり心境の変化があったと思っております。そのため卒業研究であっても学会発表を行うことが出来る成果があるのであれば、進んで学会発表を行っていくべきだと思います。事実、私自身も学会発表を行った後では「この研究を続けたい」という意欲がとても増大しました。
 
 最後になりますが、今回応用物理学会に投稿させていただくにあたり、三田地教授に深く感謝致します。また、共同研究させていただきました横浜ゴム株式会社の影山裕一様、木村和資様に深く感謝致します。
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魔法陣は空に書くものでしたっけ?!

2017/04/20

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。プロジェクト実習テーマQという3年生の科目では、1年間をかけてコンピュータを使った楽しい作品づくりを行っています。今年は手が向かっている方向を正確にキャッチして3Dグラフィックスで表示できるモーションキャプチャーシステムを使って、魔法陣を描くアプリケーションに挑戦してみました。

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 魔法を発動させるには、決められた図形を杖で描くのがお約束かと思います。しかしながら、杖で地面に何かを書いている間に、敵キャラに攻撃されてしまうかも知れません。そこで(本当?)、今回は自身の前方(半分くらいは空)に向かって自由に図形を描くことのできるアプリケーションを開発しました。

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 空に向かって何かを描いて下さいと言われた時、皆さんは何を選ぶでしょうか? 松下的には音楽のト音記号を真っ先に思いついたのですが、結局正しく書く事はできませんでした。しかしながら、この作品を発表した学会会場では、いともたやすくト音記号を描く人が現れました。魔法の杖で図形を描く場合、描いている途中で図を確認することは難しいと思います。そして、書いている途中で杖をひねる動作が入って来るト音記号は、難易度が高い形になっているようです。この他、一筆書きできる図形を探したところ、JISマーク(日本工業規格の由緒正しい記号・・・知ってます?)、ギリシャ文字のグザイ(ξ)、といった謎な記号を次々と試すこととなりました。
 
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 そして、学会での2時間のデモ展示はあっと言う間に終了しました。まだまだ複雑な術式に対応することはできていませんが、いつかは本当に魔法が発動するようなシステムを作っていければと考えております。今回開発したモーションキャプチャーでは、術者の個人差といったほんのわずかな違いを見分けることのできる精度があるため、今後はこのことを利用した面白いゲームを作ってみたいです。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。微妙に非対称なのが芸術的?)

上手い呼吸が鳥を呼ぶ・・・のでしょうか?!

2017/04/17

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。CS学部では1年間を通じてコンピュータを使った作品制作を行うプロジェクト実習テーマQという科目を開講しています。この科目では、3年生が5人くらいのチームを作り、クラス(今年は3チームでした)全体の投票で選ばれた題材を元に作品を造り上げていきます。今年は、「浴衣」、「魔法」、そして「とり」の3テーマが選出されましたが、最も謎が深いのが「とり」です。

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 この場面では、チームリーダー(授業の中ではパーティリーダーと呼んでいます)が、学会に集まった専門家(ただし鳥の専門家ではない)を前に、鳥の素晴らしさを30秒間で力説しているところです。コンピュータとの関係性については、ほとんど一切触れていない謎のプレゼンテーションでした。

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 学会ではホールでの発表の後に、制作した作品を展示実演する時間が設けられているのですが、鳥チームのブースは2時間の持ち時間を通して、ずっと盛況でした。展示の正体は、どの位上手く深い腹式呼吸による深呼吸が行われているのかを、腹部に巻き付けた姿勢センサと、指に取り付ける心拍センサにて判定し、「上手くいっていると鳥が寄って来る」というものです。・・・が、2時間の展示の中で、とりはことごとく逃げ去って行きました。

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 ともあれ最後はメンバー全員による記念撮影です。鳥が逃げ去ってしまう(つまり、学会会場のような騒然とした場所で、明鏡止水の心境になれる人はまずいない)ことはプロジェクト実習の中で行った実験にて既に予想されていたことではありますが、「鳥の逃げっぷり」によって来場者の心を豊かにする(つまり笑っちゃう)ことに成功いたしました。

 それではまた!
 
Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。ソフトはどこから入れるの?)

電子情報通信学会の研究会で発表してきました

2017/04/16

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2017年1月、電子情報通信学会で私が専門委員を務めるASN (Ambient Intelligence and Sensor Networks:知的環境とセンサネットワーク)研究会で、研究室の4年生3名が発表を行ってきましたので報告します。3名共に「卒論」を正式に提出後、夕方に羽田空港から大分空港へ向かい、会場の別府市には夜遅くに到着となりました。翌日から、最近流行りの合宿形式の研究会に参加し、いろんな大学の先生や学生らと交流する機会を得ました。また、別府市の観光物産(地酒など)の紹介も受けました。3名共に、学会発表を通じて貴重な経験が得られました。
 

松島知史君
  私は2.4GHz帯無線LANによる電波強度のハイトパターン特性を考慮したドローンの飛行計画について発表を行いました。この発表での質疑応答を通じて、電波や通信技術に加えて、自律飛行などの新たな分野へも挑戦していこうと思いました。今回の発表を通じて、幅広い分野から研究を進めていこうと思います。貴重な経験を得ることが出来ました。

吉岡俊文君
  私は2.4GHz帯ZigBee無線機を用いたマルチホップ通信について発表を行いました。卒論の提出後すぐの発表で不安でしたが、卒論執筆の過程で自分の研究への理解を深められたこともあり、無事発表を終えることができました。質問にはマルチホップの転送におけるスループット以外の評価基準も交えて、しっかり答えられたと思います。卒研Ⅱ審査会を控え、多くの人の前で研究発表ができたことは非常に良い経験になりました。これを活かし、審査会ではより良い発表ができるように尽力します。
 

 
小町谷遼君
  私は大学構内における2.4GHz帯無線LANの広帯域な電波伝搬特性について発表を行いました。学会の研究会に参加したことによって、知的環境やセンサネットワークについて研究している研究者に、自分が行ってきた研究について説明することができました。説明することによって、更に自分が行っている研究について理解を深めることができました。また、質疑応答によって、今現在行っている研究について、今後やらなければいけない課題の貴重な意見を頂くことができました。

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松島知史君の発表


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吉岡俊文君の発表


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小町谷遼君の発表

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研究会合宿の夕食シーン

まだ夏はかなり遠いですが浴衣の学会発表を行いました

2017/04/12


 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。CS学部では1年間を通じてコンピュータを使ったアプリケーションの研究開発を5人くらいのチームで行う、プロジェクト実習テーマQという科目を3年次に開講しています。早いもので、今回で5年目となりましたが今年も学会にて成果を発表してきました。

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 学会では、まず最初に持ち時間30秒間(!)で論文の概要をホールで発表しますが、このチームは「美しい浴衣!」と述べた反面、コンピュータが何をしているのかは謎のままという、いかにもCSE松下研らしい内容でした。

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 この写真では、怪しい浴衣の人が写っていますが、30秒発表とは一転して、ちゃんと論文(ポスター)発表を行っている模様です。研究では、正しい着方に加え、正しい姿勢で歩かないと途端に着崩れを起こしてしまう浴衣を美しく着ることを目標として、ネックレス型の小さなワイヤレス姿勢センサを両肩の間に吊り下げるデバイスを開発しました。

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 学会での展示実演&論文発表のラストでメンバー全員による記念撮影です。プロジェクト実習テーマQという科目には、明確な目標やゴールは設定されていません。参加するメンバーが日頃疑問に感じていることや、実現してみたいと思っていることを、1年間という限られた時間の中でコンピュータを使って探求して行く場所となっています。今後はこの経験を生かし、新しい未来にチャレンジして行って頂ければと思います。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。しまったソフト買ってない・・・)

電子情報通信学会で学生4名が発表しました!

2017/04/11

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2016年9月、電子情報通信学会ソサイエティ大会で、研究室の学部4年生3名と3年生1名(学部修士一貫5年修了コース1期生)が発表してきましたので報告します。発表分野はセンサネットワーク・高信頼制御通信・医療情報通信で、4名共に貴重な経験を得ることが出来ました。また、会場の北海道大学の近くには、大通り公園などの観光地があり、発表後の食事も楽しむことが出来ました。

関豪哉君
  私は24GHz帯の定在波レーダの近距離検知特性について発表しました。ソサイエティ大会は規模が大きく沢山の方が訪れていたので、とても緊張しました。 定在波レーダが、従来のレーダ方式とは異なるということを、興味を持って聴いていただけたと思います。学内でしか発表したことのない私にとって良い経験が得られました。
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関豪哉君の発表


 
駒野雄也君
  私は電子レンジ干渉信号との無線通信方式の実証的効果について発表しました。発表直前まで多く練習した甲斐もあり、緊張することなく落ち着いて発表することが出来ました。電子レンジの周波数は専門に研究している方でも見たことが無いらしく、とても興味を持って発表を聞いてもらえました。質疑応答を通じて、狭帯域信号と広帯域信号の干渉についても、今後の実験で検証していきたいと考えました。また、学外に出ることによって、他の研究者がどのような研究をしているかを直に知ることができ、自分の研究の課題やこれからの研究を更に深めていける良い経験が出来ました。
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駒野雄也君の発表



菊池康勲君
  私は無線干渉信号との時分割通信方式による効果の実証について発表しました。大会の発表直前までは、とても緊張しました。しかし、学生だけではなく、企業の研究者や他大学の教授の前で発表する機会は無いと思うので、良い経験になったと思います。また、発表後の質疑応答では、新たなテーマへの展開についてアドバイスを頂くことも有りました。学会など、外部で発表することで新たな知識などを得ることが出来て良かったと考えています。
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菊池康勲君の発表



原澤拓大君
  私はドップラレーダによる回転翼速度の実証について発表しました。自分の研究内容を多くの人の前で発表できたことは、とても貴重な経験になりました。発表後の質疑応答では異なる視点からの質問を受け、とても勉強になりました。今後は、今回の発表を踏まえてより良い研究、発表ができるように頑張ります。
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原澤拓大君の発表

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北大ポプラ並木の前で


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札幌大通公園にて
 

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