魔法陣は空に書くものでしたっけ?!

2017/04/20

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。プロジェクト実習テーマQという3年生の科目では、1年間をかけてコンピュータを使った楽しい作品づくりを行っています。今年は手が向かっている方向を正確にキャッチして3Dグラフィックスで表示できるモーションキャプチャーシステムを使って、魔法陣を描くアプリケーションに挑戦してみました。

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 魔法を発動させるには、決められた図形を杖で描くのがお約束かと思います。しかしながら、杖で地面に何かを書いている間に、敵キャラに攻撃されてしまうかも知れません。そこで(本当?)、今回は自身の前方(半分くらいは空)に向かって自由に図形を描くことのできるアプリケーションを開発しました。

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 空に向かって何かを描いて下さいと言われた時、皆さんは何を選ぶでしょうか? 松下的には音楽のト音記号を真っ先に思いついたのですが、結局正しく書く事はできませんでした。しかしながら、この作品を発表した学会会場では、いともたやすくト音記号を描く人が現れました。魔法の杖で図形を描く場合、描いている途中で図を確認することは難しいと思います。そして、書いている途中で杖をひねる動作が入って来るト音記号は、難易度が高い形になっているようです。この他、一筆書きできる図形を探したところ、JISマーク(日本工業規格の由緒正しい記号・・・知ってます?)、ギリシャ文字のグザイ(ξ)、といった謎な記号を次々と試すこととなりました。
 
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 そして、学会での2時間のデモ展示はあっと言う間に終了しました。まだまだ複雑な術式に対応することはできていませんが、いつかは本当に魔法が発動するようなシステムを作っていければと考えております。今回開発したモーションキャプチャーでは、術者の個人差といったほんのわずかな違いを見分けることのできる精度があるため、今後はこのことを利用した面白いゲームを作ってみたいです。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。微妙に非対称なのが芸術的?)

上手い呼吸が鳥を呼ぶ・・・のでしょうか?!

2017/04/17

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。CS学部では1年間を通じてコンピュータを使った作品制作を行うプロジェクト実習テーマQという科目を開講しています。この科目では、3年生が5人くらいのチームを作り、クラス(今年は3チームでした)全体の投票で選ばれた題材を元に作品を造り上げていきます。今年は、「浴衣」、「魔法」、そして「とり」の3テーマが選出されましたが、最も謎が深いのが「とり」です。

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 この場面では、チームリーダー(授業の中ではパーティリーダーと呼んでいます)が、学会に集まった専門家(ただし鳥の専門家ではない)を前に、鳥の素晴らしさを30秒間で力説しているところです。コンピュータとの関係性については、ほとんど一切触れていない謎のプレゼンテーションでした。

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 学会ではホールでの発表の後に、制作した作品を展示実演する時間が設けられているのですが、鳥チームのブースは2時間の持ち時間を通して、ずっと盛況でした。展示の正体は、どの位上手く深い腹式呼吸による深呼吸が行われているのかを、腹部に巻き付けた姿勢センサと、指に取り付ける心拍センサにて判定し、「上手くいっていると鳥が寄って来る」というものです。・・・が、2時間の展示の中で、とりはことごとく逃げ去って行きました。

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 ともあれ最後はメンバー全員による記念撮影です。鳥が逃げ去ってしまう(つまり、学会会場のような騒然とした場所で、明鏡止水の心境になれる人はまずいない)ことはプロジェクト実習の中で行った実験にて既に予想されていたことではありますが、「鳥の逃げっぷり」によって来場者の心を豊かにする(つまり笑っちゃう)ことに成功いたしました。

 それではまた!
 
Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。ソフトはどこから入れるの?)

電子情報通信学会の研究会で発表してきました

2017/04/16

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2017年1月、電子情報通信学会で私が専門委員を務めるASN (Ambient Intelligence and Sensor Networks:知的環境とセンサネットワーク)研究会で、研究室の4年生3名が発表を行ってきましたので報告します。3名共に「卒論」を正式に提出後、夕方に羽田空港から大分空港へ向かい、会場の別府市には夜遅くに到着となりました。翌日から、最近流行りの合宿形式の研究会に参加し、いろんな大学の先生や学生らと交流する機会を得ました。また、別府市の観光物産(地酒など)の紹介も受けました。3名共に、学会発表を通じて貴重な経験が得られました。
 

松島知史君
  私は2.4GHz帯無線LANによる電波強度のハイトパターン特性を考慮したドローンの飛行計画について発表を行いました。この発表での質疑応答を通じて、電波や通信技術に加えて、自律飛行などの新たな分野へも挑戦していこうと思いました。今回の発表を通じて、幅広い分野から研究を進めていこうと思います。貴重な経験を得ることが出来ました。

吉岡俊文君
  私は2.4GHz帯ZigBee無線機を用いたマルチホップ通信について発表を行いました。卒論の提出後すぐの発表で不安でしたが、卒論執筆の過程で自分の研究への理解を深められたこともあり、無事発表を終えることができました。質問にはマルチホップの転送におけるスループット以外の評価基準も交えて、しっかり答えられたと思います。卒研Ⅱ審査会を控え、多くの人の前で研究発表ができたことは非常に良い経験になりました。これを活かし、審査会ではより良い発表ができるように尽力します。
 

 
小町谷遼君
  私は大学構内における2.4GHz帯無線LANの広帯域な電波伝搬特性について発表を行いました。学会の研究会に参加したことによって、知的環境やセンサネットワークについて研究している研究者に、自分が行ってきた研究について説明することができました。説明することによって、更に自分が行っている研究について理解を深めることができました。また、質疑応答によって、今現在行っている研究について、今後やらなければいけない課題の貴重な意見を頂くことができました。

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松島知史君の発表


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吉岡俊文君の発表


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小町谷遼君の発表

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研究会合宿の夕食シーン

まだ夏はかなり遠いですが浴衣の学会発表を行いました

2017/04/12


 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。CS学部では1年間を通じてコンピュータを使ったアプリケーションの研究開発を5人くらいのチームで行う、プロジェクト実習テーマQという科目を3年次に開講しています。早いもので、今回で5年目となりましたが今年も学会にて成果を発表してきました。

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 学会では、まず最初に持ち時間30秒間(!)で論文の概要をホールで発表しますが、このチームは「美しい浴衣!」と述べた反面、コンピュータが何をしているのかは謎のままという、いかにもCSE松下研らしい内容でした。

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 この写真では、怪しい浴衣の人が写っていますが、30秒発表とは一転して、ちゃんと論文(ポスター)発表を行っている模様です。研究では、正しい着方に加え、正しい姿勢で歩かないと途端に着崩れを起こしてしまう浴衣を美しく着ることを目標として、ネックレス型の小さなワイヤレス姿勢センサを両肩の間に吊り下げるデバイスを開発しました。

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 学会での展示実演&論文発表のラストでメンバー全員による記念撮影です。プロジェクト実習テーマQという科目には、明確な目標やゴールは設定されていません。参加するメンバーが日頃疑問に感じていることや、実現してみたいと思っていることを、1年間という限られた時間の中でコンピュータを使って探求して行く場所となっています。今後はこの経験を生かし、新しい未来にチャレンジして行って頂ければと思います。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。しまったソフト買ってない・・・)

電子情報通信学会で学生4名が発表しました!

2017/04/11

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2016年9月、電子情報通信学会ソサイエティ大会で、研究室の学部4年生3名と3年生1名(学部修士一貫5年修了コース1期生)が発表してきましたので報告します。発表分野はセンサネットワーク・高信頼制御通信・医療情報通信で、4名共に貴重な経験を得ることが出来ました。また、会場の北海道大学の近くには、大通り公園などの観光地があり、発表後の食事も楽しむことが出来ました。

関豪哉君
  私は24GHz帯の定在波レーダの近距離検知特性について発表しました。ソサイエティ大会は規模が大きく沢山の方が訪れていたので、とても緊張しました。 定在波レーダが、従来のレーダ方式とは異なるということを、興味を持って聴いていただけたと思います。学内でしか発表したことのない私にとって良い経験が得られました。
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関豪哉君の発表


 
駒野雄也君
  私は電子レンジ干渉信号との無線通信方式の実証的効果について発表しました。発表直前まで多く練習した甲斐もあり、緊張することなく落ち着いて発表することが出来ました。電子レンジの周波数は専門に研究している方でも見たことが無いらしく、とても興味を持って発表を聞いてもらえました。質疑応答を通じて、狭帯域信号と広帯域信号の干渉についても、今後の実験で検証していきたいと考えました。また、学外に出ることによって、他の研究者がどのような研究をしているかを直に知ることができ、自分の研究の課題やこれからの研究を更に深めていける良い経験が出来ました。
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駒野雄也君の発表



菊池康勲君
  私は無線干渉信号との時分割通信方式による効果の実証について発表しました。大会の発表直前までは、とても緊張しました。しかし、学生だけではなく、企業の研究者や他大学の教授の前で発表する機会は無いと思うので、良い経験になったと思います。また、発表後の質疑応答では、新たなテーマへの展開についてアドバイスを頂くことも有りました。学会など、外部で発表することで新たな知識などを得ることが出来て良かったと考えています。
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菊池康勲君の発表



原澤拓大君
  私はドップラレーダによる回転翼速度の実証について発表しました。自分の研究内容を多くの人の前で発表できたことは、とても貴重な経験になりました。発表後の質疑応答では異なる視点からの質問を受け、とても勉強になりました。今後は、今回の発表を踏まえてより良い研究、発表ができるように頑張ります。
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原澤拓大君の発表

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北大ポプラ並木の前で


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札幌大通公園にて
 

無線システム研究室:学部生7名が学会発表してきました。

2017/04/05

CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2016年10月、電子情報通信学会SRW (Short Range Communication:短距離無線通信)研究会で、研究室の学部4年生7名が発表してきましたので報告します。会場は厚木市にある計測器メーカ:アンリツ(株)本社にて行われました。当日は一般講演11件のうち7件が当研究室からとなりました。卒業論文の仕上げに向けて、貴重な経験を得ることが出来ました。

小町谷遼君
私は大学構内構造物間における2.4GHz帯の電波伝搬特性について発表を行いました。研究会への参加を通じて、短距離無線通信について様々な研究している研究者の人たちに自分の研究内容を伝えることが出来ました。また、質疑応答によって、今現在行っている研究の次の課題について貴重な意見を頂くことができました。

坂元涼祐君
私は直線トンネルにおける2.4GHz帯の電波伝搬特性について発表を行いました。論文6枚やPDFの作成などに時間をかけて発表に備えましたが、当日の発表では自分の順番の前になるととても緊張しました。関連研究として自分と同じ分野の研究を調べるだけでなく、IoTに関連したWi-SUN(Wireless Smart Utility Network)やHAN(Home Area Network)などの技術についての発表もあり、他の分野のことについて知れることは、とても刺激がありました。

関沢耕平君
私は曲線廊下における2.4GHzの電波伝搬特性について発表を行いました。研究会では私や同研究室のメンバーと企業の方々の講演や、IoT関連技術のHAN(Home Area Network)の招待講演など様々な発表が行われました。質疑応答では、データ伝送の広帯域化に向けたより高度なシミュレーションについて提案を頂き、今後の卒業研究に反映していきたいと思います。

高田将之君
私はN対1通信におけるバックオフ制御方式の実証と考察について発表を行いました。質疑応答では、トラヒック内のエアー占有率について質問があり、研究者の新しい視点の意見は、自身の研究に画期的なものでありました。この意見を参考にして、今後の研究活動を発展していきたいと思います。
また、招待講演セッションで、神奈川工科大学の笹川雄司さんによる「ECHONET Liteの現状と今後の展開」、アンリツエンジニアリングの加藤豊行さんによる「HAN環境における無線測定・試験の現状と今後」を聴講しました。Wi-SUNやHANなどの注目されている技術について、誰にでもわかりやすい講演をして頂きました。今まで知らなかった技術を知ることができ、興味も湧きました。この興味は研究会に参加したからこそ湧いたものだと思います。私も今後、この新技術の動向を追っていきたいです。

深谷翔太君
私はN対1通信におけるRTS/CTS方式の実証的効果と考察について発表しました。広い会場、各大学の教授、企業関係者の前での発表は緊張しました。発表後の質疑応答では、質問自体が分かり辛く、うまく説明することが難しくなりました。今後は、専門用語などを幅広く習熟し、研究に活かしていきたいと思います。

藤島諒輔君
私はオートACK手法を用いたスループットとパケットエラーの実証について発表を行いました。今回、研究会で発表をしたことで非常に貴重な経験をさせて頂いたと思っています。私はZigBee無線機のハンドシェイクについて研究をしていますが、発表後の質問では、ハンドシェイクの定義について質問され、質問者は私の考えていたものとは異なる考え方を持っていました。そこで、今後も人前で発表をする機会があると思うので、これからは大勢の人の前でも緊張せず相手の質問をよく聞き、自分の研究結果について堂々と答えられるように努力していきたいと考えています。

吉岡俊文君
私は待ち行列を考慮したマルチホップ転送方式の実証について発表を行いました。自分の研究内容はフロー内制御ですが、その前段階の経路制御について質問があり、幅広い質問が出て来ることが分かりました。このことから、自分の研究が他の人の技術や研究とどう違うのか把握する必要性を強く感じました。


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小町谷遼君の発表


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坂元涼祐君の発表


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関沢耕平君の発表

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高田将之君の発表


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深谷翔太君の発表


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藤島諒輔君の発表


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吉岡俊文君の発表
 
 
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発表者7名

ハンダ付けをすると手が震えませんか?

2017/04/03

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。細かい手作業をする時に、手がどうしても震えてしまうことがあります。例えば、電子回路を手作りする際に欠かせないハンダ付けの作業では、1ミリ以下の正確な位置合わせが必要になりますが、手が細かく震えてしまうためになかなかうまくいきません。そこで、道具の持ち方を変えたり、手の姿勢や動かし方を変えたりすることで、なんとか震えが小さくなるように工夫をすることになりますが、どのやり方が最も良いのかを判断することは簡単ではありませんでした。

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 そこで研究をはじめたのが、腕時計型のワイヤレスモーションキャプチャーデバイスを使って手の姿勢と震えを同時に測定し、いつどのような状況の時に震えが小さくなっているのかを教えてくれるシステムです。細かな震えをとらえる腕時計型デバイスは既に知られていましたが、これに手の動きをデータ化するためのモーションキャプチャーを組み合わせることで、ビデオカメラを使わなくても作業状況を手軽に分かりやすく表現することができます。そして、約6ヶ月間にわたる研究の成果を学会発表することとなりました。

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 学会での展示実演では、震えの大きさを線の色で表現することで、例えば目の前に円を描いた時の様子をノートパソコンの画面に表示しました。その結果、体の真正面では手の震えが小さくなることや、ハンダ付けのような精密作業では最後に精密な位置合わせを行う瞬間以外にも、手の震えが大きくなる場所があることが分かりました。

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 ビデオカメラではとらえ切れない細かな手の震えを分かりやすく数値として記録するシステムは完成しました。普通の腕時計の約半分の重さしかないモーションキャプチャーデバイスは、準備や後片付けが簡単なのはもちろん、長時間使っていてもほとんど気にならないのが特徴です。今後は、更に幅広い分野への応用を考えて行きたいと思います。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。ストラップが抜けない・・・)

キーボードの正しい打ち方ってあるのでしょうか?

2017/03/30

 こんにちは。コンピュータサイエンス(CS)学部教員の松下宗一郎です。CS学部ではプログラミング言語を修得することが1つの大きな目標となっていますが、その際に欠かす事ができないのがキーボードによる文字の入力です。速くかつ正確に打つ事ができれば良いのではと思われますが、プログラミングのプロを目指すのであれば、「疲れない」打ち方が大切になってきます。


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 以前にテレビ番組に出演した研究室の学生は「疲れないキーボードの打ち方」を探求するために、腕時計型モーションキャプチャーシステムを使った検討を進めてきましたが、このほどその第一報を情報処理学会シンポジウムにて発表いたしました。


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 学会では論文発表を行うとともに、実際にキーボードとモーションキャプチャーを会場に持ち込んで、キーボードを打つ際の手首の動きがどのようになっているのかを、文字を入力する速さを変化させたり、キーボードそのものを取り替えたりして調べる実演展示を行いました。そして、「疲れる」キーボード入力では、手首の向きがより大きく、かつ急激に変化しているのではという仮説に至りました。


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 とは言え、研究はまだ始まったばかりです。コンピュータへの文字入力をできるだけ素早くかつ正確に行うためにキーボードが登場し、現在のような使われ方になってから既に約40年あまりが経過していますが、使う人にとって疲れの少ない打ち方やキーボードそのものを選ぶことについては未だに解明されていない部分が多く残っています。今後は、小型軽量でいつでもどこでも気軽に使えるモーションキャプチャーを使い、肩こりの心配をサイエンスで解決していきたいと思います。

それではまた!

Soichiro C. Matsushita (FF最新作のプレイ時間が160時間になりトロフィー制覇は目前です)

CS専攻の学生が情報処理学会の研究会で発表

2017/03/25

2017年3月2~3日に神奈川工科大学で開催された、第170回DPS・第76回CSEC合同研究発表会で、東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科コンピュータサイエンス専攻の諏訪勇貴君が発表を行いました。CSECは情報処理学会のコンピュータセキュリティ研究会の略称で、今回の研究発表会では国内の大学や企業から35件の研究発表が行われました。

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発表会場は神奈川工科大学でした。

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コンピュータサイエンス専攻の諏訪勇貴です。

コンピュータサイエンス専攻では大学院博士前期課程修了時までに学外発表を必ず行うことになっています。私も博士前期課程2年間の研究成果をまとめ、情報処理学会の研究会で発表を行いました。今回の研究会には11のセッションがあり、私が発表を行ったセッションは、「暗号とセキュリティ応用」でした。

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私の研究は「形態素解析と機械学習を用いたオープンデータカタログサイトの集約手法」というものです。Webからオープンデータを集め、それを形態素解析と機械学習で正しく分類できるか試してみました。これがうまく分類できれば、世界中のWebサイトからオープンデータを自動的に抽出して集められるようになり、利便性が高まります。私は、従来からよく利用されているナイーブベイズと、最近注目を集めているCNN (Convolutional Neural Network)という2つの手法で自動分類を行いました。

研究会にはマナーがあり、セッション開始前に座長をされる方に挨拶をするところから始まります。私のセッションの座長は富士通研究所の方でした。大学院の公式の名刺をお渡しして挨拶しました。

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発表後の質疑応答では、座長と、明治大学の教授、三菱電機の方から質問がありました。情報セキュリティを専門とされる方々ですので、評価の細かい点について問われ、非常に緊張しました。聴講された多くの技術者の方々に、私の研究に興味を持ってもらうことができました。

もちろん、他の方々の発表も聴講しました。大学院では内部の学生の発表しか聴講していませんでしたので、教授や企業の方々の技術発表は私には新鮮でした。他大学の学生の発表も大変参考になりました。

研究発表会には懇親会もあります。名刺交換を行い、質疑応答の時間内には議論しきれなかった話の続きを行います。研究の方向性や改善点など、何人もの技術者の方から重要なご指摘を賜りました。私は4月から就職しますが、就職した後も役に立つ指摘でした。

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東京工科大学大学院の学生は研究会の発表でも活躍しています。

スペクトラムアナライザの講習会を行いました

2017/03/22

CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2016年4月、研究室にて、電波の周波数を計測できる計測器 [スペクトラムアナライザ] の講習会を実施しました。ドイツのローデシュワルツ(株)からの協力により、最新の計測器5台を借用し、計測原理と操作方法の説明から、実際に無線信号を計測する作業を行いました。無線信号は、時間軸上のデータと電波信号が畳み込まれ、周波数変換されて表示されています。「百聞は一見にしかず」で、スペクトラムアナライザにて無線信号の波形を観測し、電波を用いたデータ伝送の仕組みを把握することが出来ました

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無線信号の計測シーン

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講習会の様子

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