外国語の勉強は楽しい
2010年11月22日 (月)
東京工科大学コンピュータサイエンス学部の一教員です.趣味は外国語学習です.英語,フランス語,イタリア語,スペイン語をラジオ講座で勉強しています.1つの外国語講座の時間は15分です.通勤時間を利用して勉強しています.前にドイツ語もちょっと勉強したことがあります.大学時代はロシア語をとりました.だから6ヶ国語に触れたことになります.満足に使えませんけれども.
はじめさっぱりでも,我慢して続けるとなんとなく分かってきます
ラジオ講座は6ヶ月単位です.ほぼ6ヶ月ごとに同じことが学べます.勉強していて分かったのですが,どの外国語の場合も,最初の6ケ月はわからない.次の6ヶ月でほんの少し分かる.次の6ヶ月でなんとなく分かってくる.その次の6ヶ月で前よりは分かるような気がする.ということで,だんだん向上していくことが分かりました.継続は力なりです.
ちがう外国語から,英語も学べることがわかりました
英語のリスニングで何故自分には,三人称単数の「s」が聞こえなかったり,We can't win them allの「th」の音が聞こえないのだろうと悩んでいたことがありました.でも,フランス語では語尾の文字は大抵発音しません.hも発音しません.これを学んで,それは聞こえなくてもよいのだ.英語でも,発音しないのだろうと思ったら,とたんに楽になりました.はじめ英語もできなのに,他の外国なんてと思っていましたが,そうでもないことが分かってきました.
その国で片言でもはなせると,わくわくした体験を味わえます
先日スペインに行ってきましたが,へたなスペイン語でも通じるのです.スペイン語は日本語と同じように母音が多く発音が他の言語よりもしやすいこともあげられます.「これは何ですか?」「大変ありがとう」「トイレはどこですか?」とか簡単な言葉ですが,通じると愉快です.
外国語っておもしろいな
英語と他の言語で非常に違っていると思うのは,名詞に「性」があることです.名詞に男性,女性があるのです.ドイツ語やロシア語では更に中性があります.何故このようになっているかはよく分かりません.そして,同じ単語でも言語によって,「性」が異なるものがあります.「花」はフランス語,スペイン語,ドイツ語では女性です.イタリア語,ロシア語では男性です.基本的に,言語ごとに,名詞の単語ごとに性を覚える必要があるようです.
教えられる側にたって,教員としてどうあるべきかを考える
ラジオ講座は6ヶ月単位で先生が変わります.分かりやすい先生もいれば,そうでない先生もいます.わかりやすい先生は,テキストに重要なことは省略せずにきちんと書いてあります.重要な内容は何度でもテキストに載せてあり,講座の中で何度でも繰り返して説明することがわかりました.私も自分の講義において,学生の理解のためにそれらを実践していきたいと思います.
でもやっぱり英語が大事
国際会議では英語が使われます.国際標準化でも英語が使われます.ヨーロッパでは大抵英語が通じます.というわけで,やっぱり英語が一番大切と思います.英語はいろいろな外国の影響を受けて,成長しているので,発音はむづかしく,聞き取りはむづかしいと思います.また,語彙も非常に多く覚えるのが大変ですが,辛抱強く,勉強していきたいと思います.
イラスト出典:イラストわんパグ(イラスト無料素材/季節と動物の可愛いイラスト集),http://www.wanpug.com/
2010年11月22日 (月)