CSブログ連載シリーズ 松下的コンピュータゲームの世界
2011年5月30日 (月)
第6話 ゲームを面白くするサイエンス???
こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。
いつの間にか台風がどこかに行ってしまいましたが、松下研究室はいつでも風速100万メートルです・・・。(くるくるマークのやつがいます)
さて、ここまではゲームを面白くするサイエンスについて語ってまいりましたが、この世の中にはサイエンスでは解き明かせそうにもない事象も数多く存在しています。
そのような中で、松下的にずっと追い求めているのは、「音楽」です。
なぜ「短調」は悲しく聞こえるのしょうか?(3度の音がたった半音下がっているだけなのに・・・)
ゲームのボス戦の時に明るい調子の行進曲をかけると、どうして凶悪きわまりないボスキャラが(笑)になってしまうのでしょうか?
すべては、人間の「感性」であると片付けてしまうのは簡単なのですが、コンピュータゲームを面白くするために計り知れない貢献をしてきたと思われる「音楽」をスルーしてしまうのは、大変もったいないことだと思います。
そして、数あるエンターテイメントの中で、最後まで残っていて欲しい1つとして絶大な支持を集めているものこそが「音楽」であるという調査結果からも、日々楽器演奏を続けていきたいと考えております。
そうです。良い音のためには太い弦を張り、厳しいチョーキングに打ち勝ってこそ、未来があるというものです。
今はまだ1弦=010ですが、いつかはあのSRVのように、013で心をサイエンスしてみたいものです。
(練習曲:Couldn't Stand The Weather・・・邦題:テキサスハリケーン・・・未だ道遠し)
Soichiro C. Matsushita
2011年5月30日 (月) | コメント (0) | トラックバック (0)