CSブログ連載シリーズ 松下的コンピュータゲームの世界
第12話 ゲームづくりという名のゲームを行っております
こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。
ところで突然ですが、ゲーム制作は、それ自体が実はゲームです。
写真は、前回登場した業務用ジョイスティックや、X-13等をテストするために用いられるブレッドボードと呼ばれる機材ですが、電子回路部品や配線を差し込んでいくことで、ある程度自由自在に回路のアイディアを試すことができます。
こちらはブレッドボード上の部品や配線の様子を拡大したものですが、IC(集積回路チップ)や青色発光ダイオード(LED)等がいい感じに並んでいます。
大きさは、青色LEDの光る部分の直径が約3ミリくらいで、徹夜明け(あるいはディスガイア4のやり過ぎ)等でなければ楽々と配置していくことができるサイズです。
さてここで、このゲームの特徴を考えてみたいと思います:
(1)何かを破壊しなければ、何度でも回路を組み替えてトライできます
(2)配線をデータとしてハードディスクにセーブすることは、やや無理です
(3)裏技(集積回路チップの間違った使い方とか)が山のようにあります
(4)しかし、決してラスボス等はでてきません
このゲームづくりという名のゲームは、終わりのないゲームです。
目標が明確でない分、厳しい部分もありますが、アイディア次第で無限の遊び方にトライできるという点は、大変素敵であると思います。
そして、その中からいくつかの作品を、来る7月18日(月・海の日)のオープンキャンパスにてご紹介できればと考えております。
それではまた!
Soichiro C. Matsushita
2011年7月16日 (土)
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