« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »

2011年12月

2011/12/23

CSブログ連載シリーズ 松下的コンピュータゲームの世界

2011/12/23

第27話 作られる価値と創る価値

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。

  5月連休に引き続き、いつのまにか恒例になってしまった、とあるイベント(多分、わかる人にはわかる)に参加をいたしてまいりました。
前回は奇跡的なくじ運に恵まれましたが、今回は果たして・・・

Dp26stage

Dp26results

 多分6000番くらいまでしかない抽選(もちろん1番くじが最も良いくじですよ)で、5900番台というのは、もはや論外という外ありませんが、いつもの調子であれば800番台はまだまだ何かが当たる可能性のある番号です。

しかし・・・。

Dp26lottery

  こんなこともあるのかなという位の惨敗っぷりでした。
恐らく完全勝利には前回と同じく100番台が必要だったみたいです。
(概算ですが、この立て札に書かれているような神番を引くのは、大体60分の1くらいの確率になります。前回これが2回来たということは・・・もしかして運を使い果たしてた?)

  数限りある品物は時に「限定品」と呼ばれ、多くの人々がこれを求めようとします。
そして、その中には本当はいくらでも作ることができるのに、人為的に「限定」となっている場合も少なからずあるでしょう。
(ちなみに、このイベントで「限定」となっている理由は、品物の1つ1つがほとんど手作りであることに起因しています)

  この意味では、コンピュータゲームソフトは、原理的にはほとんど無限に近い回数コピーを行えることから、最も「限定」にはなりにくく、値崩れを起こしてしまう危険性の高い品物であると言えます。そのような中で、コピーの宿命を乗り越えて輝きを保ち続けるようなコンピュータゲームを創造していきたいものです。

 それではまた来年!

Soichiro C. Matsushita 

(FF13-2買いました・・・が、なぜかまだ未開封です。報告はいずれ!)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/17

CSブログ連載シリーズ 松下的コンピュータゲームの世界

2011/12/17

第26話 なぜか河口湖にいってまいりました

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。

 冬休みが目前に迫ってきておりますが、間もなく発売となるFF13その2を前にリアル空間(河口湖畔)へ旅行にいってまいりました。
ここ数日は天気の悪い日が続いていたのですが、この日は雲一つない富士山を間近に見ることができました。

 季節が季節ですので、さすがに頂上付近を登っている人を見つけることはできなかったのですが、見えてもおかしくないような距離感で目前に迫ってきておりました。

Mtfuji

 富士山は条件が良ければ自宅の窓からも見えるのですが(今日も朝方は良く見えておりました)、ここまで近くで、天気が良い日に見たのは恐らく初めてです。
過去に何度か東海道新幹線で山の近くを通りかかったことはあるのですが、一度も晴れたことはなかったように思います。

Vsoup

 一方で、旅行と言えば、食事はもっとも気になるところだと思いますが、今回は途方もなく手間がかかっていると思われる野菜スープがメインの懐石料理を頂いてみました。
(右手奥がお肉料理になりますが、スープがセンター位置に来ていることからもメインっぷりが分かります)

 RPG(ロールプレイングゲーム)をプレイする大きな目的の1つは、非日常的な世界に入って行くことであると思いますが、リアル空間での旅行にも多くの共通点を見いだすことができます。(ボス戦とかは無いですが・・・)

行ったことのない街、見たことのない風景、味わったことのない料理、妙な乗り物、怪しい施設・・・など、非日常への入口は意外と身近にあるのかも知れません。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (アンドロイド携帯に接続できる怪しいセンサを買いました・・・)

| コメント (1) | トラックバック (0)

2011/12/07

CSブログ連載シリーズ 松下的コンピュータゲームの世界

2011/12/07

第25話 アンドロイドはじめました

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。

そろそろ今年も終わりが近づき、年越し&来年のことを考えた方がよさそうな時期になってまいりましたが、そのような中で、これまでできれば触れたくはなかったスマートフォンでのソフトウエア開発を考え始めました。
(全く自慢にも何にもなりませんが、私はこれまでに携帯電話で通話をしたことが全部で2回しかありません・・・)

 スマートフォンと言えば、おそらくアップル社のiPhoneか、グーグル社発のAndroid(アンドロイド)携帯かといったところになりますが、何分全く知識ゼロの状態からスタートしているため、まずは手当たり次第に試してみることにしました。

Android4_1

 そして、最初にたどり着いたのがアンドロイドだった訳ですが(単に開発ソフトを比較的簡単にインストールできたため)、英語のサイトをいくつか行き来した後、パソコン(マッキントッシュを使っています)画面の中にアンドロイド携帯らしきものが出現しました。

もちろん、受話器ボタンを押しても通話できたりはしないのですが、電源ボタンやアプリ選択ボタン等はそれなりに動くので、雰囲気をつかむことくらいはできそうです。

一方、この環境はいわゆる「エミュレータ」であるため、電源を入れてからアプリを1つクリックするまで数分はかかるという、謎のスマートフォンになっていました。(最初は壊れているのかと思った・・・)

Android4_2

 では次にプログラミングをと思い、開発環境を起動してみたところ・・・何と、松下的には今ひとつ好きにはなれないJava言語にエンカウントしました。
だったら、最初からiPhoneを選べば良いのにといったツッコミが容易に予想できますが(しかも、パソコン側がマッキントッシュなのに・・・)、ここは1つ細かいことは言わずに(あるいは考えずに)怪しいゲームの1つでも作って見ようと考えております。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (ところで皆さん、FF13その2はどうされます?)

| コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/04

NTT武蔵野R&Dセンター見学 ~北見研究室~

2011/12/04

ごぶさたしています。ブログ編集長Mです。

北見研究室では、恒例のNTT武蔵野R&Dセンターの見学が行われました。

先端情報通信技術の現場を体験する、またとない機会となったようです。

コンピュータサイエンス学部では、ICT実学をモットーに、技術の現場を知るための

機会を数多く設けています。

-------------------------------------------------------------------

北見 憲一です。

 工学の世界では、最先端の研究成果は勿論、実際に使われてきたシステムに接し、それらを実感して貰う事がとても大事です。
先人が、新技術を取り込みながら、努力を積み重ねることによって、現在のシステムが出来ていることを実感して貰うことも大切です。

 また、私の研究室にはネットワークに関心の高い学生が多く入って来て、NTTの関連会社を含め、ネットワーク関連分野に就職していく人も多いので、NTTに導入されてきたネットワーク機器を見聞しておいて貰う事も大事だと考えています。

 こういった趣旨から、毎年、北見研究室で卒業課題に取り組んでいる学生の皆さんを、私が長く仕事をしていたNTT武蔵野R&Dセンターの見学に
連れていっています。

 今年は、調整が遅れていたのですが、上手い具合に11月17日に見学の予約が取れました。
前日位から寒気が入り込み、ひんやりした空気の中での見学になりましたが、皆の行いが良かった?のか、お天気は快晴で、快適な見学会になりました。

 私がNTTを退職する直前に出来あがったR&Dセンターを遠望する所で、一同記念写真を撮りました。
学生の皆さんのリクルートスーツもきまっています。

Img_1654web

 見学の冒頭にNTTの研究組織の紹介があり、続けて史料館内にあるNTTに導入されたネットワーク機器、これまでNTTで開発されてきたネットワーク機器の見学を始めました。
この史料館は地下1階、地上3階の建物で、技術分野別にこれまで開発されたネットワーク機器が展示されています。
時間が限られているので、毎年、私が背景・経緯や要点のみを紹介ことにしています。
地下の歴史関連の展示は残念ながら割愛して、1階のノード技術のコーナーから見学を始めました。
ここには、最初の自動電話交換機になるステップバイステップ交換機から展示が始まっていて、当時の日本が、米国とドイツの両方の製品を導入して競争させた経緯も話しました。
続けて、クロスバ交換機、アナログ電子交換機、ディジタル交換機と続き、最新型の新ノードシステムまで、NTTが導入してきた各世代の交換機が並んでいます。
私の主に取り組んできた分野なので、説明にも熱が入ります。

 写真は、戦後の電話網に大量導入され、その復興を支えた国産クロスバ交換機を説明している所です。

Img_1676web

 続けて、長距離伝送などを実現するトランスミッション技術の見学です。
我が国で搬送多重伝送に取り組んだ最初のシステムとなる無装荷ケーブル多重伝送システムから始まり、アナログ同軸伝送システム、PCM-24伝送システム、ディジタル同軸伝送システム、ミリ波導波管、光ファイバ伝送システムと歴代のシステムの展示が続きます。

 続けて、障害時の伝送路救済のためのMGスイッチャ、海底ケーブルの中継器(写真)や衛星の回路なども見学して、トランスミッション技術の見学を終えました。

Img_1730web

 続けて、2階に上がり、洞道の模型から始るアクセス系システムと所外インフラ技術のコーナに行きました。
かっては多量に使われていたが雨に弱かった紙絶縁の加入者ケーブルや、戦後、この雨への弱さを改良して信頼度を抜本的に上げたPEFケーブルから始り、同軸ケーブル、光ファイバケーブル等の実物を見て、続いてマンホールの断面模型、小断面シールド工法のエースモール等を見学しました。

 あれこれ見たいものはあるのですが時間も無いので、更に3階に移動し、コンピュータとモバイルの広場でパラメトロン計算機や当時のデータ通信サービス提供のために開発されたDIPSシステムの実機などを見て、文字・画像の通信とサービスの技術のコーナーでは、電報送信のために当時使われていた電信機器、テレックス端末、などを見学しました。

 モバイルネットワークのコーナーでは、導入当初の自動車のトランクの相当部分を占有するような自動車電話装置から、肩にかけて運べるショルダホンを経て、現在の携帯につながる端末の小型・軽量化の変遷を実感して、見残した項目も多いですが、史料館の一通りの見学を終了しました。
入口に戻りがけ、史料館の説明のボランティアをされているかっての研究者の方のお勧めで、2階のNTT技術のひろがりのコーナーに置かれている、
日本が世界に誇るVAD法の製造設備やこれを用い製造された巨大な光ファイバ母材のコーナーに行って、その説明を聞いて、3時間に渡る見学を終了しました。

 武蔵野R&Dセンターに到着した時には、まだ秋の日が燦々と輝いていましたが、秋の日はつるべ落としと言われているとおり、帰る時にはとっぷり暮れていましたが、寒さはそれ程でも無くて安心しました。

 これで年内の研究室の行事は無事に終り、後は取り組んでいる卒業課題の仕上げと論文の書き上げに、学生の皆さんは専念することになります。

 この見学にあたっては、武蔵野R&Dセンターの広報担当の方々に大変お世話になりましたので、この場でも厚く御礼申し上げさせていただきます。

〔以上〕

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »