CSブログ連載シリーズ 松下的コンピュータゲームの世界
第27話 作られる価値と創る価値
こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。
5月連休に引き続き、いつのまにか恒例になってしまった、とあるイベント(多分、わかる人にはわかる)に参加をいたしてまいりました。
前回は奇跡的なくじ運に恵まれましたが、今回は果たして・・・
多分6000番くらいまでしかない抽選(もちろん1番くじが最も良いくじですよ)で、5900番台というのは、もはや論外という外ありませんが、いつもの調子であれば800番台はまだまだ何かが当たる可能性のある番号です。
しかし・・・。
こんなこともあるのかなという位の惨敗っぷりでした。
恐らく完全勝利には前回と同じく100番台が必要だったみたいです。
(概算ですが、この立て札に書かれているような神番を引くのは、大体60分の1くらいの確率になります。前回これが2回来たということは・・・もしかして運を使い果たしてた?)
数限りある品物は時に「限定品」と呼ばれ、多くの人々がこれを求めようとします。
そして、その中には本当はいくらでも作ることができるのに、人為的に「限定」となっている場合も少なからずあるでしょう。
(ちなみに、このイベントで「限定」となっている理由は、品物の1つ1つがほとんど手作りであることに起因しています)
この意味では、コンピュータゲームソフトは、原理的にはほとんど無限に近い回数コピーを行えることから、最も「限定」にはなりにくく、値崩れを起こしてしまう危険性の高い品物であると言えます。そのような中で、コピーの宿命を乗り越えて輝きを保ち続けるようなコンピュータゲームを創造していきたいものです。
それではまた来年!
Soichiro C. Matsushita
(FF13-2買いました・・・が、なぜかまだ未開封です。報告はいずれ!)
2011年12月23日 (金)
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