CSブログ連載シリーズ (新)松下的コンピュータゲームの世界
2012年5月31日 (木)
第3話 リアルとは何なのでしょうか?
こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。最近日食がありましたが、皆さんはご覧になられたでしょうか?
私はこの日は午前6時くらいから起きて、自宅で観察をいたしておりました。
自宅の周辺は、朝からあいにくの曇り空だったのですが、午前7時30分の金環日食ピークに向けて、良い感じに晴れてきておりました。そこで、デジタルカメラで撮影を試みたのですが、最初は何をやってもさっぱり写りませんでした。太陽フィルタ越しにはちゃんと見えるのですが、どうやら光が強すぎて露出オーバーになっているようでしたので、前回のブログに掲載したイベントを主催している会社が使用している黒い買い物袋をカメラにかぶせて再チャレンジしてみました。
そして、ついに欠けているところを捉えました。このとき時刻はすでに午前7時を過ぎており、間もなく金環日食はピークとなりました。(ピーク時だけ、なぜか雲1つない晴天になりました!)
シャッタースピード1秒(!)で手ぶれゼロは無理でしたが、撮影に成功しました。(黒い買い物袋様のお陰です・・・)そのころ、テレビ各局では素敵な機材と素敵な体制で、このブログに掲載されているものとは比べものにならないほど鮮明な画像が放映されていたことは言うまでもありません。
それでも、自分の目で確かめることによって得られる「リアル」は、自分だけの思い出とともに価値を保ち続けるのではないでしょうか?そして、そこに「体験型」ゲームが超えられない何かがあるような気がいたしております。
それではまた!
Soichiro C. Matsushita (授業では怪しいゲームづくりが着々と進行中! 次号をお楽しみに・・・)
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