学生が国際会議で発表!(2)
2012年3月26日~29日に福岡にて開催されました国際会議にて、大学院コンピュータサイエンス専攻 修士課程2年(発表時は1年)の 栗田翔君 田中良志君が発表を行いました。前回に続き、発表の模様と学生のコメントをお送りします。
この会議は、情報技術分野では世界的に著名な IEEE AINA 2012の併設ワークショップで、正式名称は The 8th International Symposium on Frontiers of Information Systems and Network Applications (FINA-2012) といいます。
--------------------------------------------------------------------------
コンピュータサイエンス専攻 修士課程2年(発表時は1年)
栗田 翔
Privacy Protection on Transfer System of Automated Teller Machine from Brute Force Attackというタイトルで発表を行いました。
私の研究は学部生4年次から取り組んでいるものです。
ATMでの認証で暗証番号を打つ際には、盗撮や肩越しに暗証番号をのぞき見られる危険性があります。また、振込み操作を行う際に多くの入力が必要なため混雑が発生してしまうといった問題もあります。本研究はこうした問題を解決するための研究です。
今回のFINAでは、プライバシー情報の保護を行うシステムの提案を行いました。
今回は国際会議ということで英語での発表、質疑応答を行いました。あまり得意では
ない英語で自分の研究を正確に伝える、また相手の疑問に答える。これが大変難しく、
特に質疑応答ではちぐはぐな回答もしてしまいました。これに関しては、発表後にしっ
かりと答えなおすことができ、面白い研究だとも言っていただきました。しかし、今
回の発表で自分のコミュニケーションの枠の狭さや拙さを実感しました。今回の経験
を糧にして語学力や、伝える能力を向上させていきたいです。
-------------------------------------------------------------------------
コンピュータサイエンス専攻 修士課程2年(発表時は1年)
田中 良志
26th International Conference on Advanced Information Networking and
Applications Workshopsにて"Multiview Playback with Ghost in Required
Condition"というタイトルで発表を行いました.
発表内容は,監視カメラの録画映像から自動的に不審人物を抽出し,その時の状況をAugmented Realityを使って再現する技術です.
発表そのものは,4年生時に国内の学会で発表していた経験もあり,あがらずに発表することができました.
しかし,質疑応答の際には,相手の質問内容が1度で理解できず,何度も聞き直して理解するといった状況でした.
英語での討論が十分にできず,悔しい思いもしましたが,多くのことを学ぶいい機会であったと思います.
今後は,指摘された内容を踏まえ研究の方向を修正し,英語についても勉強していきたいと思います.
--------------------------------------------------------------------------
コンピュータサイエンス学部では、先生や先輩の指導の下、学生もどんどん国際会議で発表を行っています。
是非、グローバルな舞台で自分の力を試してみませんか?
2012年5月 8日 (火)
コメント