サウジアラビアのJazan大学の学生と先生が本学を訪れました(2)
前回の記事に引き続き,サウジアラビアに25ある国立大学の中でも有数のJazan大学が6月17日に東京工科大学コンピュータサイエンス学部を訪れた時の様子をお伝えします.
午後の3つ目は,Jazan大学からの要望に学生実験の参加がありましたので,大石先生が担当している実験「ディジタル信号処理」の一部を経験してもらいました.
ディジタル信号処理の実験うち「着メロ」の実験をサウジアラビアの学生に体験してもらいました.最初に,大石先生がディジタル信号処理の基礎を10分間簡潔に説明した後,実験に取り組んでもらいました.大石研究室にいる日本人の学生と数名のサウジアラビアの学生でグループを作り,実時間処理で着メロ演奏の基礎とビートルズの「LET
IT BE」のメロディー作成を体験しました.日本人の学生は,英語で実験手順を説明することの難しさ,英語の必要性を実感しました.サウジアラビアの学生は着メロの作成の原理と実験を体得し,有意義な時間を過ごすことができたことと思います.
午後の4つ目は,これも要望がありましたが,本学で行われている実際の講義の見学です.その時に,たまたま行なわれていた上田先生の講義「ネットワークエンジニアリング」を聴いてもらいました.といっても日本語の講義ですので,雰囲気を感じ取ってもらうということで,15分くらい聴いてもらいました.
以上の見学終了後,コンピュータサイエンス学部主催の懇親会が開かれました.研究紹介を行った三田地研究室,坪井研究室,大石研究室の学生たちも英語でJazan大学の学生達と交流を図っていました.どれぐらい英語でコミュニケーションができたか分かりませんが,学生達にとっても貴重な経験だったようで楽しそうでした.
2013年7月15日 (月)