坪井研究室T君(通信業界最大手企業内定)の就職活動体験記と後輩へのアドバイス
快適生活創成ネットワーキング研究室坪井です。私の研究室ではネットワーク関係の会社に就職する学生が多くいます。今回は通信業界の最大手企業に内定しているT君の就職体験談を紹介します。学部の就職ガイダンスや、創成課題(3年生の後期に研究室配属が行われ、卒業研究や就職活動の準備を行う)において後輩の3年生達に就職体験談とアドバイスを行ってもらっています。
以下、T君の体験談と後輩へのアドバイスです。
【就活体験談】
私は、とある通信業界の企業から内定を頂きました。12月より就職活動を始め、はじめに2月、次に4月に頂きました。これからそこまでに至るエピソードを書き連ねたいと思います。少しでも役に立てれば、幸いです。
【はじめに】
私はまず、就職支援サイトや学内説明会を利用し、企業にエントリーすることから始めました。少しでも興味のある企業ならば、是非早いうちにエントリーをして下さい。そして次にやるべきことは、自己分析と筆記試験対策です。意外と疎かにしがちですが、これらをしっかりやらないと次の選考に進めず、通ったとしても面接で苦労することになるからです。
【自己分析と筆記対策】
まずは、自己分析について記述したいと思います。自己分析は最初だけやるのでなく、就活を終えるまで続けて下さい。新たな視点を得ることができるからです。自己分析をしっかりおこなっていないと、書類選考や面接でとても苦労します。逆にいえば、自己分析さえすれば、極端な話ある程度の質問には答えられるようになると思います。私が取り組んだ方法としては、まずは箇条書きに今まで自分が頑張ってきたことやしてきたことをワードに書き連ねていくことから始めました。そこから共通していることを取り上げ自己PRにし、具体的なエピソードを添えていきました。
次に、筆記試験対策についてですが、こちらも早いうちから取り組んで下さい。具体的には、SPIに関しての本を一冊やれば、十分だと思います。複数の参考書をこなすのでなく、一冊の参考書を何度も解いて問題や答えを覚えるくらいの勢いで取り組んで下さい。
【GD・面接への臨み方】
GD(グループディスカッション)では、まずは進行役や書記、タイムキーパーといった役割を決め、進めていくと思います。しかし、無理をして役割を引き受ける必要はありません。実際、私は一度も役割を担うことはなく、受けた選考は全て通りました。大切なのは相手の考えをきちんと聞き、自分の意見を述べることだと思います。
面接では、質問にしっかりと自分の意見を論理的に伝えるよう心がけましょう。そして、入退出時に明るく元気に挨拶ができるかどうか、これが非常に重要だと私は考えています。短い時間の中で、自分を相手に知ってもらわなければなりません。第一印象がよくないとその後にどうしても響いてしまうと思うからです。よって、できるだけ緊張せず、リラックスして面接に臨むよう心がけて下さい。
【最後に】
皆さん、就職活動に不安を感じていると思います。しかし、あまり気負いせず、自分のやりたいことや将来のビジョンといった考えをきちんと伝えることができれば、おのずと良い結果に結びつくと思います。長くなってしまいましたが、皆さんの就職活動がうまくいくことを願っております。
2013年12月16日 (月)