CS学部1年次学長賞の講義開発コンテスト(WPC)の決勝大会が開催されました.
2013年11月20日と12月4日の2日間にわたってに,コンピュータサイエンス学部(以下CS学部)の1年次学長賞の選考課題である「新1年生にもわかる!プログラミング講義開発コンテスト」、通称『WPC(※)』の決勝大会が開催されました.
※WPCとは、「わかる」、「プログラミング」、「コンテスト」の頭文字より命名。
このコンテスト(WPC)は,コンピュータサイエンス学部に入学して受講したプログラミング講義の中で,間違いやすいポイント,つまずき易いポイント,疑問に感じるポイントを取り上げ,CS学部の1年生4-5名が1チームとなり、来年度入学する新1年生でも理解できるように工夫した講義資料を作成しプレゼンテーションを行なうものです.
この取り組みは,講義の疑問点を解消することに加え,エンジニアにとって重要なスキルである「専門知識を分かりやすく解説」する力を伸ばすことも目的としています.また本コンテストでは,プレゼンテーション、ディスカッションなどの積極的な学習を取り込んだプロジェクトベースドラーニング(PBL)を取り入れ、意欲的な学習への取組みを目指すとともに,集団の中で成果を出すスキルの育成も目的としています。
決勝大会は,各フレッシャーズゼミでの予選を勝ち抜いた,代表全28チームで争われました.自分たちが難しい・誤りやすいと感じた内容について,図解や身近な例を使っての説明や,寸劇での説明などそれぞれのチームのスタイルで模擬講義を構成していました.
学長賞の対象となる優秀チームを決める投票も,決勝大会の会場で引き続き行われました.その結果は2014年1月中に発表され,上位入賞チームの表彰が行われる予定です.
2014年1月 8日 (水)