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2014年1月

2014年1月30日 (木)

Supercomputing Conference 2013での発表までの道のり(その2)

2014年1月30日 (木)

SC13の会場は,アメリカ合衆国,コロラド州のデンバーです。デンバーは「Mile-High City」と呼ばれる街で,その名の通り街の海抜が1600mを越しています。(1マイル=約1.6km)マラソン選手が高地トレーニングに使うボルダーもデンバーからすぐですね。というわけで,到着早々息切れです。ちょっと酸素濃度が薄い感じがします。

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まずは,学会会場に出向き,昼食がてら街を散策。
 
街を挙げてSC13を盛り上げているのがわかります。

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アメリカと言えば,ハンバーガー!焼き加減は,ミディアムレアで頂きました!!

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今回の発表は,デンバーの中心部に位置するコロラド・コンベンションセンターです.


会議場の入り口には,過去のSCの発表トピックが展示されていました.
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さぁ,受付も済ませ,発表に向けて気合が入ってきます.次回は,発表の状況をお知らせします.
 

2014年1月30日 (木)

2014年1月22日 (水)

CS学部1年次学長賞:最優秀賞受賞チームの声

2014年1月22日 (水)

1/8に行なわれたフレッシャーズゼミ合同講義において,コンピュータサイエンス学部の1年次学長賞の選考課題「新1年生にもわかる!プログラミング講義開発コンテスト」、通称『WPC』の入賞チームが発表になりました.
*本コンテスト(WPC)の詳細については,1/7のCSブログをご参照ください   
今日はその入賞チームのうち,最上位の最優秀賞を受賞した2チームの声をお届けいたします.

■クラス:G20,チーム名『SAの卵』
Q.受賞した気持ちは?
A.みなさんからよい評価が得られたことを嬉しく思います.

Q.苦労した点は?
A.当初はソースコードの解説まで発表する予定でしたが,そこまで説明すると制限時間をどうしても越えてしまうことがわかり,そこから発表内容を絞り込むところに苦労がありました.

Q.これから,どんなことを学んでいきたいですか?
A.メンバーのそれぞれがどのような道に進んだとしても,常に最先端の技術に適応していく必要があります.そのためにも,まずは基礎をしっかりと固めていくつもりです.
 

Q.将来の目標は?
A. 今回の学長賞で,メンバー全員にとってグループワークを通じて作業することが良い経験となったことを感じています.これから先,またグループで活動して成果を出すことが求められる状況になったときに向けて,今回の経験をきちんと生かせるよう成長していきたいです.
 
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■クラス:G23,チーム名『負け組(ジャンケン)』
Q.受賞した気持ちは?
A.メンバーが揃って作業を進められる時間のやりくりに苦労する中,ある程度完成度が高いものが出来上がり,なおかつ学長賞が頂けたのは非常に嬉しく思います.
 
Q.受賞できたポイント(良かったと思う点)は?
A.プログラミングのソースコードをなるべく出さずに,たとえ話などを使い,難しい部分を
かみ砕いて説明した点が大きかったと思います.また,聴衆が聴き疲れないように,冗談を交えて発表したことも工夫した点です.
 
Q.苦労した点は?
A.メンバー全員で話し合う時間が限られる中,意思疎通を図りながら作業を進めることの難しさを強く感じました.また,説明をする際に,その内容を正確に伝えつつ,なるべくわかりやすい例を考えることが苦労した点です.
 
Q.これから,どんなことを学んでいきたいですか?
A.シンプルなソースコードを書くコツを自分のスキルとしていきたいと思っています.また,今回のようなグループワークをもっと円滑に進められるような力を身に付けていく事も行ってきたいと考えています.

 
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以上,最優秀賞受賞チームの声でした.
受賞者のみなさん,受賞おめでとうございます!

2014年1月22日 (水)

2014年1月16日 (木)

Supercomputing Conference 2013での発表までの道のり(その1)

2014年1月16日 (木)

コンピュータサイエンス学部の生野です。
皆さん,スーパーコンピュータをご存知ですか?そうです,スーパーコンピュータとは超絶に計算能力の早いコンピュータのことです。日本にも有名なスーパーコンピュータがありますね。理化学研究所が所有している「京コンピュータ」です。このスーパーコンピュータの世界ランキングを決める国際会議が毎年開催されており,この国際会議で私達の研究を発表するまでのお話をこれから数回に分けて掲載していきます。
 
私の研究室では,物理現象や工学的な現象をコンピュータの中で再現するというコンピュータシミュレーションを行っています。よりリアルなシミュレーションをするには計算時間が非常に掛かってしまうため,高速なコンピュータを使って,さらにはそれを大量に並べて並列処理を行い,高速な計算を実現しなければなりません。その研究の一部を是非世界に知らしめたい!という思いで,世界最大級のスーパーコンピュータの国際会議である”Supercomputing Conference 2013”に今年の5月頃に論文を投稿していました。しかも,今回は学部4年生の廣川くんを第1著者にしての投稿です。もちろん,この論文が採用されれば,本人に発表をしてもらうべく,アメリカ出張してもらいます。
 
論文を投稿したことを忘れかけてた9月9日,ある1通のメールが飛び込んできました。メールのタイトルは「 SC13 Regular, Electronic, and Educational Poster Notification」です。
 
おっ!これはっ!!SC13の合否判定では!!!
 
恐る恐る,開封。。。。。最初に飛び込んできたのは。。。「Congratulation!(おめでとう!)」でした。やったーーー!受かった!
 
世界最大,スパコンの祭典での発表。憧れの舞台!しかも,採択率はたったの40%という狭き門。それに選ばれたのは,本当にウキウキワクワク,ガッツポーズです。
 
==== 原文 =====
Congratulations! We are delighted to inform you that your poster submission to the SC13 conference:
 
post271s1 Speedup and Numerical Evaluation of Multiple-precision Krylov Subspace Method using GPU Cluster for Large-Sparse Linear System
 
has been accepted for presentation at the conference in November under the regular, electronic, and education poster category.
=============
 
ここから,4名の査読者からのコメントに従い,再計算,論文とポスターを修正し,提出を終え,いよいよ発表の舞台,アメリカ合衆国,デンバーへ向かうのでした。
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2014年1月16日 (木)

2014年1月 8日 (水)

CS学部1年次学長賞の講義開発コンテスト(WPC)の決勝大会が開催されました.

2014年1月 8日 (水)

  2013年11月20日と12月4日の2日間にわたってに,コンピュータサイエンス学部(以下CS学部)の1年次学長賞の選考課題である「新1年生にもわかる!プログラミング講義開発コンテスト」、通称『WPC(※)』の決勝大会が開催されました.
  ※WPCとは、「わかる」、「プログラミング」、「コンテスト」の頭文字より命名。
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  このコンテスト(WPC)は,コンピュータサイエンス学部に入学して受講したプログラミング講義の中で,間違いやすいポイント,つまずき易いポイント,疑問に感じるポイントを取り上げ,CS学部の1年生4-5名が1チームとなり、来年度入学する新1年生でも理解できるように工夫した講義資料を作成しプレゼンテーションを行なうものです.
  この取り組みは,講義の疑問点を解消することに加え,エンジニアにとって重要なスキルである「専門知識を分かりやすく解説」する力を伸ばすことも目的としています.また本コンテストでは,プレゼンテーション、ディスカッションなどの積極的な学習を取り込んだプロジェクトベースドラーニング(PBL)を取り入れ、意欲的な学習への取組みを目指すとともに,集団の中で成果を出すスキルの育成も目的としています。
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  決勝大会は,各フレッシャーズゼミでの予選を勝ち抜いた,代表全28チームで争われました.自分たちが難しい・誤りやすいと感じた内容について,図解や身近な例を使っての説明や,寸劇での説明などそれぞれのチームのスタイルで模擬講義を構成していました.
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  学長賞の対象となる優秀チームを決める投票も,決勝大会の会場で引き続き行われました.その結果は2014年1月中に発表され,上位入賞チームの表彰が行われる予定です.

2014年1月 8日 (水)

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