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お台場で今年も学会発表してきました

2014/03/04

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。コンピュータサイエンス学部には、3年生を対象に1年間をかけて作品制作等を行うプロジェクト実習という科目がありますが、私はその中の1つとして、コンピュータインタラクション制作を担当いたしております。今年度は16人のメンバーで活動をしてまいりましたが、昨年に引き続いて学会発表を行うことができました。

Int2014

 インタラクション2014は、人と、人ではなに何かの間で、何かが起きていればOKという、若干謎なコンセプトな学会なのですが、会場の雰囲気を一言で言うならば、「夏祭りの金魚すくい」といった感じです。学会本部の発表では、参加者は約500人とのことで、3日間で150件を超える「金魚すくい」の露店(学会発表なので、本当は説明資料+作品の展示実演)が出ています。そのような中で、プロジェクト実習からは3つの作品を出展しました。

Party1

 「体の止まり方を調べるコンピュータ」という演目で、いかなる状況においても自然体を保つことのできる精神力の有無を、頭の微弱な揺れをもとに、わずか3分程度で判定してしまう作品です。今回は、精神に揺さぶりをかける題材として「尻文字」を採用しています。果たして、お祭り状態の学会会場の中で、どの位の方が平常心を保っていられるのかと思っていましたが、世の中にはすごい人がいるものです。

Party2

 「手の運動技巧を鍛えるウェアラブルコンピュータ」という論文名なのですが、正体はバトルボウラー唯というアドベンチャーゲームです。(多分、ボウリングの投球で何かを倒すのだと思います)家庭用ゲーム機に採用されている運動センサーと超小型コンピューターを右手首に装着し、ボウリングの技を駆使して悪に立ち向かいます。ジャイロセンサーと新しい計算アルゴリズムを駆使し、的確にボウリングの技巧をとらえるこの作品は、審査にて約3倍強の競争率を乗り越えてプレミアム発表に認定されました。

Party3

 「音楽ライブ会場におけるリズム教示インタフェースの提案」と題したこの作品は、アイドル等のコンサートで散見される「残念なリズム感の人々」を救済するためにデザインされました。PCの画面に、曲に見立てたリズムの指示が表示されるとともに、光るスティックに内蔵された振動モーターが、正しいリズムへと導きます。そして、本当に正しいリズムで振ることができた時、光るスティックの色が赤色から青色へと変わり、振動モーターの感覚が消えていきます。

 例によって、だからどうしたんだというネタばかりでしたが、来年も懲りずにプロジェクト実習を続けていってみたいと思います。それではまた!

Soichiro C. Matsushita (最近忙しすぎてゲームをする暇がない・・・)

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