多摩大学附属聖ヶ丘中学校の中学生が「職場見学・職場体験学習」で来校しました.
多摩大学附属聖ヶ丘中学校では学校行事として「職場見学・職場体験学習」を行っており,
今回5名の生徒がコンピュータサイエンス学部を訪れました.
講義の中ではソフトウェア開発に必要な知識とは何かということで,コンピュータの仕組みやプログラミング能力等の技術力だけではなく,プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力,他者理解やリーダーリップなどの人間力が必要ということを学びました.
またこれから勉強すべきことを亀田先生と議論し,グローバルに活躍するための英語力や,新たなサービスを創造するための発想力が大切という意見が出ました.
午後は片柳研究所棟11階にあるコンピュータサイエンスリサーチセンタへ移動し,
教育用Java開発環境であるGreenfootを利用したプログラミング作成体験をしました.
今回はゲームソフトウェア開発の体験ということで,フィールドを設計し,その上でキャラクタが動作するプログラミングを作成しました.動作はGreenfootに用意されているJavaのメソッドを利用してフィールド上を動いたり,if文などの簡単な制御文を利用して動作がルールに基づいて変化することを確認しました.また最後に大学生がGreenfootを利用して作成したゲームを体験し,その完成度の高さに驚き,どのようにして動いているのかについて熱心に質問をしました.
最後の時間は、今日一日を振り返り、今日の活動の意味を確認しました。
以上が聖ヶ丘中学校の皆さんの来校報告です.
最後に、亀田先生の感想です.
『中学生たちにとっては、まさに今の時期こそが将来設計のための重要な節目です。
私の中学生時代の体験を1つの例として、中学生の皆さんにとっては、今こそ大いなる飛翔の始めであることをお話しました。
この思いが中学生たちに伝われば嬉しいです。午後はプログラミングの楽しさと難しさを体験してもらいました。
朝10時から午後3時までの短い時間でしたが、中学生たちに新たな目標、生きる力を与えることができたと思います。
中学生だけではなく、高校生も大学生も自分自身の人生を力の限り生きて欲しいです。
多摩大学附属聖ヶ丘中学校の生徒さんたちは、澄んだ目で私の話を聞いてくれました。
感謝の気持ちでいっぱいです。私にとっても充実した一日となりました。
今日参加してくれた中学生の諸君、本当にありがとうございました。また、機会があればぜひ一緒に勉強しましょう!』
2014年7月27日 (日)