研究紹介の動画撮影こぼれ話(岩下研究室)
コンピュータサイエンス学部教員の岩下です.
私の研究室では,人間の感性や言語能力を生かし,人間とコンピュータがお互いに良い面を出し合い協力できるシステムを目指して研究を行っています.
先日,研究紹介の動画撮影が行われたので,その時の様子をご紹介します.
紹介する研究内容は「不完全情報ゲームにおける駆け引き支援ソフトの開発」です.
チェスや将棋など,全ての情報が見えている状態で行うゲームを完全情報ゲーム,ポーカーやブリッジなど隠された情報があるゲームを不完全情報ゲームといいます.
ゲームが進むごとに少しずつ情報が見えてきますが,見えない情報があることから,自分を強く見せたり,弱く見せたりする駆け引きが生まれます.
この研究ではBLUFFというサイコロを使ったゲームを使い,人間同士の駆け引きをコンピュータが支援することを目指します.コンピュータは,これまでに得られた情報から,出そうな目の計算や,ここでは嘘をついた方がいいよ,といった戦略を教えてくれます.
ゲーム中の様子を撮影しているところです.
サイコロや手のアップも撮影していました.
2014年11月27日 (木)