ダンスのシンクロ率を計算する腕時計型コンピュータ
こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。コンピュータサイエンス学部には3年次にプロジェクト実習という科目があり、1年間をかけて制作した新種のコンピュータを学会発表しています。今回は、2人のダンサーの踊りがどのくらいシンクロしているのかを調べる腕時計型コンピュータを開発し、インタラクション2015という学会にて発表&デモを行ってきました。
このコンピュータはリアルタイム対戦型(?)で、同時に2人のダンサーがタイミングを合わせて踊らない限り、得点が上昇しない仕組みになっています。一方で、コンピュータサイエンス学部は(多分)プロのダンサーを育成する専門機関ではないため、「ちゃんと踊れる」ようになるまでが大変でした。(競技ダンス経験者の指導のもと、謎のトレーニングが続きました・・・)

学会では、まず最初に演台(よく体育館とかにある?)に上がって30秒間の宣伝(実は結構大変)を行った後、授業で製作した腕時計型コンピュータを数多くの来場者に試してもらいました。
そして、ほぼ丸1年をかけて作り上げてきたコンピュータを約2時間以上にわたってデモ&実演し、今年もめでたくプロジェクトはフィナーレを迎えることができました。
皆様大変お疲れさまでした。この経験をぜひとも将来に生かしていって下さい!
Soichiro C. Matsushita (ゼスティリアをクリア。次はディスガイア5か・・・)
2015年3月27日 (金)