ダーツ投げを徹底的に鍛える腕時計型コンピュータ
こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。腕時計型コンピュータシリーズはまだまだ続いております。今回は、コンピュータサイエンス学部3年生による「ダーツ投げのプロを育成するコンピュータ」について学会発表をしてきました。
ダーツ投げでは、的(まと)に当てることができた際の手の動きを正確に再現できれば、きっともう一度的に当たります(ほんとかな?)そこで、まずは「正確に同じ動きを繰り返すことができる能力」を調べる腕時計型コンピュータを作ってみることにしました。3回ダーツを投げると、どのくらい正確に「同じ動きだったのか」をコンピュータが採点してくれます。
成果を学会で発表するというのは、期末試験やレポートとは違う未知の世界です。普段使っている言葉と、学会で専門家に対して使って行く言葉はかなり違うものとなります。そこで、コンピュータを製作することに加えて、発表練習にも存分に力を入れることになりました。
そして、ステージ上でダーツの素晴らしさについて大いに語る時がやってきました。写真ではなかなか伝わらないのですが、会場はほとんど満席状態で、しかもインターネット中継のTVカメラが回っているという、なかなかプレッシャーがかかる状況でのプレゼンテーションでした。
皆様本当に1年間お疲れさまでした。この経験をぜひとも将来に生かしていって下さい!
Soichiro C. Matsushita (研究か? ディスガイア5か? もちろん両方でしょ)
2015年5月 8日 (金)