2015年電子情報通信学会の感想(三田地研杉山君)
当研究室4年の杉山君が今年9月8日~11日に開催された「2015年電子情報通信学会 ソサイエティ大会」に参加しました.一般セッションの光エレクトロニクス部門で「無線LAN内蔵小型F-SASセンサシステムの転送試験結果」について、3日目の9月10日に口頭発表を行いました。その際の発表の様子を報告してもらいました.
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会場には、各大学の教授、各企業の技術職の方がいらっしゃいました。この講演で、前回の講演よりも私たちの研究室が開発したF-SASセンサとはどのようなものなのかを多くの人に知って頂けたと思います。
当日、会場である東北大学 川内北キャンパス(仙台市)に向かう途中、台風17・18号に伴う大雨により東北・関東圏内の鉄道運行状況が運転見合わせになってしまい、予定していた交通アクセスを急遽大幅に変更するといったアクシデントがありました。
結果的には受付時間に間に合いましたが、初めての学会発表で緊張していたので、大きな焦りと緊張が積み重なりました。
緊張のため、所々噛んでしまった場面もありましたが、指定の時間内に発表をする事ができたので発表自体はよく出来たと思います。質疑応答では、学会発表に向けて三田地教授に様々な視点からの鋭い質問を投げかけられていたので、ほとんどの質問に応えることが出来ました。一部今までにない鋭い質問が飛んできてしまった時に、三田地教授に助け船を求めてしまった場面があり、研究不足を痛感しました。
光エレクトロニクスに関する専門分野の方々が大勢聴講していた大きな舞台で発表できたという経験は、私にとって非常に貴重な体験となり、今後の研究へのモチベーションや来年からの社会人としても大きな糧になると感じました。三田地教授をはじめ、応援してくださった皆さんに深く感謝致します。
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杉山君には、F-SASセンサの研究開発をさらに進めて、来年3月の電子情報通信学会で発表するのを期待しています。
2015年10月29日 (木)