就職活動体験記(山口研Tくん)
CS学部の山口です。
今日は山口研の4年生であるTくんの就職活動体験記をお送りします。
今年度の就職活動スケジュールが大きく変わる中でも、多くの学生は早くからたくさんの企業を回るというスタイルで内々定に至る場合が多かったのですが、Tくんは行きたい先をしっかり選ぶという自分のスタンスで活動を行なっていました。
そして、8月1日以降の選考解禁日以降にT君自身の志望度の高い企業を回り始めました。解禁日後の選考は競争も激しく、倍率も高いと言われているのですが、その中を勝ち抜き第一志望の大手ハウスメーカーD社[一部上場企業」の技術職(総合職)の内定を取ることができました。
Tくんの体験記、後輩へのアドバイスは次の通りです。
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私はハウスメーカー D社から内定をいただき、春から生産・管理技術者として働くことが決まりました。大手の看板を背負うことを考えると少しプレッシャーを感じますが、それ以上にこの企業で働けることに喜びを感じています。
私が内々定を頂いた時期は9月下旬で 周囲の就活生と比較すれば遅い方でした。説明会に参加したのは20社程度、選考を受けた企業は15社満たないくらいで他人から見ればとても少ないと思います。
志望動機を考える上でパッと思いつかなかった企業はほとんど受けなかった結果、少数になりました。説明会に参加して自分のやりたい仕事・働きたい企業がイメージできました。最終選考まで進んだのは何社かあり、少なかった分 一社一社を深く知ることができた上、エントリーシートや面接対策も納得するまでできました。
しかし、最終選考まで進んでも内定獲得が就活の最終目的なので、思うような結果が出ないと焦りました。周りも次々進路決まっていくのを知ると余計に。そこで特別何かをやるのではなく、如何にして自分のペースを保って、自棄にならないことが就活長期戦攻略の鍵になるのではないかなと思いました。10月過ぎてから就活終わった友人もいますし、いかに早く終わらせるか競争ではないので必要以上に焦ることはないと思います。
面接では緊張を楽しむことを心掛けました。今まで落ちた選考の反省点を意識し、聞かれたことに自信を持って答えつつも話は長くならないようにも注意した結果、Web試験、2回の面接と小作文の選考を通過して9月下旬にD社から内定を取ることができました。
少しでも気になる企業があれば説明会に参加することをオススメします。後になってから調べると募集が終わっていたりするので4月いっぱいまでには視野を広げておいた方がいいと思いました。面接やエントリーシートはキャリアサポートセンターなどを利用することで納得するまで対策することができました。その他就職活動関連であれば相談する人も多いので事前予約して積極的に活用することが望ましいと思います。使えるものは何でも使った方が良いです。
自分の進路を決める大事な時期です。卒業研究やアルバイトもあって忙しくなると思いますが妥協せず、心行くまで就職活動をして後悔のないようにしてください。
※写真は就職活動中にいつも一緒だったカバン、ネクタイ、ノートです。
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2015年10月22日 (木)