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大学院生がIEEE AINA 2016併設ワークショップの国際会議で発表(1)

2016/06/15

東京工科大学広報担当です。

大学院バイオ・情報メディア研究科コンピュータサイエンス専攻修士課程1年生の市川実君が、IEEEの国際会議The 30th IEEE International Conference on Advanced Information Networking and Applications (AINA-2016)併設ワークショップThe Fourth International Workshop on Collaborative Enterprise Systems (COLLABES-2016)で発表をしてきましたので紹介します。AINA 2016はスイスのクラン・モンタナで2016年3月23日~25日開催に開催されました。

AINAは大きな国際会議で、ROOM AからROOM Gの7つの部屋で並行して3日間研究発表が行われました。COLLABESはAINA併設ワークショップで、23日にROOM Fにて2つのセッションがありました。それぞれのセッションでは6件ずつの口頭発表が行われました。日本からも多くの技術者が発表に訪れていました。東京工科大学からは、COLLABESに2件の採録があり、発表が行われました。

それでは、発表を行った市川実君の報告を紹介します。

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コンピュータサイエンス専攻の市川実です。

修士課程1年の研究成果を国際会議COLLABES 2016で発表してきました。

私が発表した論文のタイトルは「Protection of Secrets by File Access Control with Common Key Cipher and Message Digests of Program Files」というものです。近年、クラウドコンピューティングの技術が普及してきています。PCやスマートフォンがデータを保存する領域も、クラウド上のファイルサーバを利用するのが当然になってきました。この記事を読まれている方も、スマートフォンの写真をクラウドのサーバに保存していたりするのではないでしょうか。

データの保存領域ですが、そのデータにアクセスしてよいかどうかの権限は、一般的に利用者ごとに設定されています。よって、攻撃者にコンピュータに侵入されてしまった場合には、その利用者がアクセス可能なすべてのファイルを攻撃者に見られてしまうことになります。これがクラウドのサーバの場合には、手元にある自分のPCやスマートフォンより守るのが困難になると思います。

今回の国際会議では、この問題を解決する方法についての発表を行いました。

会議のオープニングセレモニーと基調講演の様子です。
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大勢の人がいまして、私もこの壇上で発表を行うのかと思い、とても緊張しました。

研究発表は7つの部屋に分かれて行われましたので、基調講演のように大勢の聴講者の前での発表ではありませんでした。
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私が発表を行う直前の様子ですが、それでも座席が埋まるほど多くの人が私の発表を聴講にきていましたので、十分緊張しました。

国際会議での発表は私にとって初めてでしたが、カナダのトロントに語学留学に行ったことがありますので、英語での発表自体はスムーズに行えました。質疑応答では、最初の質問者の方のスペイン訛りがきつく、聞き取るのに苦労しましたが、座長が言い直してくれましたのですぐに理解できました。初めての国際会議での発表も、質疑応答も英語できちんとこなせ、自信がつきました。
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ジュネーブ経由でクラン・モンタナに向かいましたので、朝、ジュネーブ駅の近くを散策してきました。
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ガイドブックによると、このレマン湖に巨大な噴水が見えるらしいのですが、早朝だったせいか噴水は見られませんでした。

ジュネーブには路面電車もあり、ヨーロッパに来たことを実感させられる街並みが印象的でした。
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サン・ピエール大聖堂にも行ってきましたが、朝なので閉まっていました。
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今回は併設ワークショップでの発表でしたが、次回はAINA本体のセッションで発表できるように頑張ります。

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東京工科大学では海外語学研修を推奨していまして、専用のプログラムも用意されています。2016年度は8月にイギリスのブライトン(イングランド、イーストサセックス州)に語学研修に行きます。東京工科大学は、世界でも活躍できる学生の育成に力を入れています。

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