2016年電子情報通信ソサイエティ大会で学会発表
去る9月20日から9月23日に北海道大学で行われた、2016年電子情報通信ソサイエティ大会において、三田地研究室の島 康貴君が学会発表を行いました。2年前の先輩の奥津宏紀君と1年前の先輩の新井亮平君の研究成果の発表でもあります。
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コンピュータサイエンス学部三田地研究室4年 島 康貴です。
私は2016年9月20日に北海道大学札幌キャンパスで行われた電子情報通信学会にて発表しました。
論文のタイトルは「ソーラーパネルを用いた自立発電型防犯センサシステムの研究開発」というものです。
光ファイバを家の窓枠に設置して防犯センサに役立てようという研究です。既存の防犯センサはどろぼうに発見されやすく対策される恐れがあるため、どろぼうからは発見できない新しい防犯センサが必要なのでこの研究を行っています。窓枠に圧力が加わると光ファイバが変形し、中を通る光が強度変化するのでそれを読み取ることで窓枠に異常が発生しているということがわかります。
私は学会発表が初めてでとても緊張しましたが、何度も発表練習を行っていて、時間通りに発表を終わらせることができてよかったです。学内の発表とは違って予想していなかった質問などあり、新たな課題もできとてもいい経験でした。
これからの研究でよい成果がでたら2017年3月の学会でも発表しようと思います。
その日は、“さっぽろオータムフェスト”という札幌大通り公園でのお祭りがあり、短い夏を惜しむかのように盛大なフェスティバルが開かれておりました。
続いて、札幌市時計台の写真です。
札幌開拓の歴史がつづられており、是非一度は訪問する価値があろうかと思います。
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三田地は所要で仙台空港から札幌入りしましたが、羽田から一人旅の島君は飛行機に乗るのは初めてと聞いており、北海道で落ち合ったときは正直ホットしました。また、学会発表も初めてで、学内で事前練習するうちは正直うまくできるかなと心配しておりましたが、いざ本番になると堂々たる発表で大変満足の行く講演だったかと思います。
今度は“冬場の自立発電型防犯センサシステムの測定”を行って、是非次回3月にも発表してほしいと思っております。
2016年11月20日 (日)