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2017年1月

2017/01/27

人工知能で白黒画像の彩色

2017/01/27

今回から,今年の学生による人工知能応用の研究を紹介していきます.
上手くいったものもあれば,ダメダメのものもあります.

まず最初は,石畑研究室4年のS君が行った白黒画像の彩色です.
白黒の画像に色をつけてみようというもので,すでに有名な学会に発表された先行研究があります.
先行研究の方法はかなり複雑なので,それを真似してもう少し簡単にしてみることに挑戦します.

研究室に私が撮った写真がいっぱいあるのでそれをデータとして利用しました.
カラー画像は,赤緑青の三原色から構成されています.
白黒画像を作るのは,3色を適当な比率で混ぜ合わせるだけなので簡単です.
一方,白黒の写真に色を塗るには,いろいろな知識が必要になります.
ここで,人工知能(ニューラルネットワーク)の登場です.

ニューラルネットワークに,作った白黒画像を入力として与えて,カラー画像を出力させます.
出力してきたデータを元の正解画像と比較して,訓練を進めます.
左の画像がオリジナル画像,真ん中がそれを白黒写真に変換したものです.
これをネットワークに入力して右の様に色付けして出力するように学習させます.

Mc0


とりあえず簡単なニューラルネットワークで実験しました.
とても簡単なネットワークでは,予想通り上手くいきません.
S君には,先行研究を参考にネットワークの構成を変えてみるよう言いました.

Mc1


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2017/01/19

学部生にもできる人工知能研究

2017/01/19

人工知能の研究が世界中で進められています.
GoogleやMicrosoft, IBMなどIT業界の巨人はもちろん,
数多くのベンチャー企業が最先端の研究に取り組んでいます.
自動車の自動運転に向けてトヨタなどの自動車メーカーも参加してきています.
最先端の研究には大量の資金・人材が必要ですが,見返りも巨大なので,
みな先を争って研究を進めています.桁違いの資金が投入されています.

このような中で,学生にできることはあるのでしょうか.

あります.

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2017/01/11

手作りモーションキャプチャーの研究がテレビ放映されます

2017/01/11

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。研究室では腕時計サイズの小さなモーションキャプチャーデバイスの研究を行っておりますが、その模様がテレビ放映されることとなりました。

Motioncaputuredevice

 こちらが完成したデバイスの写真ですが、一緒に移っているのはアメリカの25セント硬貨です。(100円玉よりほんの少し大きいです)手首に取り付けてスイッチを入れると、秒速100回といったスピードで手の動きを捉え、三次元CGの情報をワイヤレスでノートパソコンなどに送信してきます。


Solderingworks

 モーションキャプチャーは、体に丸い物体をたくさん取り付けてカメラで動きを調べるというものが映画やゲームの世界では良く知られていますが、1個からでも動くものを手作り(はんだ付けです)してみました。デバイスはテレビ番組に出演する研究室の学生が作っておりますが、スタートからゴールまでの所要時間は約10時間でした。

 1月15日(日)午後11時19分よりTBS(地上波)にて、「未来の起源」という番組の中で研究の様子が放映される予定ですので、どうぞご覧になってみて下さい。なお、1月21日(日)午後8時54分より、衛星放送(BS-TBS)にて再放送がございます。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (FF-XVを冬休みにクリアしました。67時間でした・・・)

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