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2017年4月

2017/04/29

横浜と伊豆で論文合宿をしてきました!

2017/04/29

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。昨年来、研究室の恒例行事となった論文合宿を2016年12月横浜あざみ野と2017年2月伊豆城ケ崎で行いました。電子情報通信学会の大会関連の論文について、3年生全員で分担し100件以上を事前に調査して、最近の傾向や課題として何を捉えているかを調べて、発表会を行いました。この結果により、研究テーマや関連研究の参考にする予定です。発表後は、国際会議に倣い、会場を離れて郊外を散策しリフレッショもできました。

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発表会の様子(横浜)

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論文合宿の夕食シーン1(横浜)

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論文合宿の夕食シーン2(横浜)

 
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発表会の様子(伊豆)


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城ケ崎海岸に向けて散歩

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門脇の吊り橋にて

2017/04/28

三田地研 学生4名が応用物理学会で発表してきました

2017/04/28

  去る3月14日から3月17日までの4日間にパシフィコ横浜で開催された、第64回応用物理学会春季学術講演会において、三田地研究室の4年生、青柳武嗣君、山崎赳君、富樫祐太郎君、大学院1年の張存宇君の4人が学会発表を行いました。各人の発表後の感想を述べてもらいます。

  張君以外は、学会発表は初めてでしたが、本番では堂々たる発表で大変満足の行く講演だったかと思います。また、ポスター発表の富樫君は1時間にわたる来場者との質疑応答で相当自信をつけたようでした。
  以下4名の学生の感想をお送りします.

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  コンピュータサイエンス学部三田地研究室4年の『青柳 武嗣』です。

  発表した論文のタイトルは『テルライト系ガラスを用いた超高速一括波長変換素子の研究~厚さ0.28mmでの二次非線形光学定数の評価~』というタイトルです。
 
  研究の背景と目的は、近年、ネットワークの大容量化への要求が増える中、消費エネルギーの増大も問題となっています。これは現在のインターネットのルータでは、情報量に比例して消費電力が増大するという問題があります。光信号を電気に変換して処理する工程を光信号のまま処理することが出来れば消費電力を格段に低減することができ信号処理が高速化されます。それには、高い二次非線形光学特性をもつ材料を用いた波長変換デバイスが必要になります。そこで私たちは加工性がよく、低コストであり広い波長帯域で高い透明性を有するテルライト系ガラスに注目し安価で高効率な波長変換デバイスを実現することを目的にこの研究をしています。
 
  私は学会発表が今回初めてで緊張していました。ですが、発表の数日前に練習を何度か行っていた為、時間内に発表を終わらせることができてよかったです。学内での卒論発表とは違い自分の発表を聞いてくれる人たちは専門の人が多く質問内容も中々鋭い質問がきたので答えるのがすごく大変でした。そんな中、自分はどんな質問が来るのか少し楽しみにしているところがありました。私にとってこの応用物理学会での発表は、自分に自信をつけるきっかけになったと思います。
 
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  続いて、コンピュータサイエンス学部三田地研究室4年の『山﨑 赳』です。
 
  論文のタイトルは「テルライト系ガラスを用いた超高速一括波長変換素子の研究―2点及び4点でポーリングを行なった際の二次非線形光学定数の測定―」というものです。
 
  私は元々人前で発表するのが好きではなく、今回初めての学会発表だったのでとても緊張していましたが、学会の前に何度か発表練習を行なっていたので、規定時間内に発表を終わらせることが出来ました。また質疑応答では、学内での発表と違い、企業の方や各分野を専門にやっていらっしゃる方が多いので、鋭い質問が多く、うまく答えられないこともありましたが、とてもいい経験ができたと感じています。
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  続いて、コンピュータサイエンス専攻三田地研究室修士1年の『張 存宇』です。論文のタイトルは「テルライト系ガラスを用いた超高速一括波長変換素子の研究 ―2次非線形光学定数の経時変化―」というものです。

  二回目の学会発表なのであまり緊張しませんでした。発表練習を行ったから、時間通りに発表を終わらせることができてよかったです。質疑応答では、学会発表に向けて三田地教授に様々な視点からの鋭い質問を投げかけられていたので、ほとんどの質問に応えることが出来ました。一部今までにない鋭い質問が飛んできてしまった時に、三田地教授に助け船を求めてしまった場面があり、研究不足を痛感しました。
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  最後にコンピュータサイエンス学部三田地研究室4年の『富樫祐太郎』です。
 
  私は2017年3月15日にパシフィコ横浜で行われた応用物理学会にてポスター発表を行いました。「新規光学接着剤の信頼性評価 -シリコンフォトニクスへの適用-」というタイトルで、横浜ゴム様と共同開発させて頂きました新規光学接着剤の評価試験の結果を発表いたしました。内容としては、従来の光学接着剤と比較して非常に高い強度を示したためシリコンフォトニクス用の高耐湿性光学接着剤の可能性を見出したという内容です。
 
 私は、今回が初めての学会発表でした。発表を行う前までは、「ちゃんと発表できるのか」、「質問に答えられなかったらどうしよう」などとマイナスな気持ちが多かったと記憶しております。しかし、発表後にはそのようなマイナスな感情はほとんどなく、学会発表を行ってよかったと感じました。その理由としては、まったく研究の内容がわからない詳しくない方、反対に接着剤を使用する方や研究を行っている詳しい方などの様々な立場の人の質問や意見を伺うことが出来たからだと思います。そして、その質問や意見によって自分や学内の発表のみで気づくことが出来なかった新たな課題や考え方が見つけることが出来たからだと考えています。実際に発表を行う前と後ではかなり心境の変化があったと思っております。そのため卒業研究であっても学会発表を行うことが出来る成果があるのであれば、進んで学会発表を行っていくべきだと思います。事実、私自身も学会発表を行った後では「この研究を続けたい」という意欲がとても増大しました。
 
 最後になりますが、今回応用物理学会に投稿させていただくにあたり、三田地教授に深く感謝致します。また、共同研究させていただきました横浜ゴム株式会社の影山裕一様、木村和資様に深く感謝致します。
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2017/04/20

魔法陣は空に書くものでしたっけ?!

2017/04/20

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。プロジェクト実習テーマQという3年生の科目では、1年間をかけてコンピュータを使った楽しい作品づくりを行っています。今年は手が向かっている方向を正確にキャッチして3Dグラフィックスで表示できるモーションキャプチャーシステムを使って、魔法陣を描くアプリケーションに挑戦してみました。

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 魔法を発動させるには、決められた図形を杖で描くのがお約束かと思います。しかしながら、杖で地面に何かを書いている間に、敵キャラに攻撃されてしまうかも知れません。そこで(本当?)、今回は自身の前方(半分くらいは空)に向かって自由に図形を描くことのできるアプリケーションを開発しました。

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 空に向かって何かを描いて下さいと言われた時、皆さんは何を選ぶでしょうか? 松下的には音楽のト音記号を真っ先に思いついたのですが、結局正しく書く事はできませんでした。しかしながら、この作品を発表した学会会場では、いともたやすくト音記号を描く人が現れました。魔法の杖で図形を描く場合、描いている途中で図を確認することは難しいと思います。そして、書いている途中で杖をひねる動作が入って来るト音記号は、難易度が高い形になっているようです。この他、一筆書きできる図形を探したところ、JISマーク(日本工業規格の由緒正しい記号・・・知ってます?)、ギリシャ文字のグザイ(ξ)、といった謎な記号を次々と試すこととなりました。
 
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 そして、学会での2時間のデモ展示はあっと言う間に終了しました。まだまだ複雑な術式に対応することはできていませんが、いつかは本当に魔法が発動するようなシステムを作っていければと考えております。今回開発したモーションキャプチャーでは、術者の個人差といったほんのわずかな違いを見分けることのできる精度があるため、今後はこのことを利用した面白いゲームを作ってみたいです。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。微妙に非対称なのが芸術的?)

2017/04/17

上手い呼吸が鳥を呼ぶ・・・のでしょうか?!

2017/04/17

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。CS学部では1年間を通じてコンピュータを使った作品制作を行うプロジェクト実習テーマQという科目を開講しています。この科目では、3年生が5人くらいのチームを作り、クラス(今年は3チームでした)全体の投票で選ばれた題材を元に作品を造り上げていきます。今年は、「浴衣」、「魔法」、そして「とり」の3テーマが選出されましたが、最も謎が深いのが「とり」です。

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 この場面では、チームリーダー(授業の中ではパーティリーダーと呼んでいます)が、学会に集まった専門家(ただし鳥の専門家ではない)を前に、鳥の素晴らしさを30秒間で力説しているところです。コンピュータとの関係性については、ほとんど一切触れていない謎のプレゼンテーションでした。

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 学会ではホールでの発表の後に、制作した作品を展示実演する時間が設けられているのですが、鳥チームのブースは2時間の持ち時間を通して、ずっと盛況でした。展示の正体は、どの位上手く深い腹式呼吸による深呼吸が行われているのかを、腹部に巻き付けた姿勢センサと、指に取り付ける心拍センサにて判定し、「上手くいっていると鳥が寄って来る」というものです。・・・が、2時間の展示の中で、とりはことごとく逃げ去って行きました。

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 ともあれ最後はメンバー全員による記念撮影です。鳥が逃げ去ってしまう(つまり、学会会場のような騒然とした場所で、明鏡止水の心境になれる人はまずいない)ことはプロジェクト実習の中で行った実験にて既に予想されていたことではありますが、「鳥の逃げっぷり」によって来場者の心を豊かにする(つまり笑っちゃう)ことに成功いたしました。

 それではまた!
 
Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。ソフトはどこから入れるの?)

2017/04/16

電子情報通信学会の研究会で発表してきました

2017/04/16

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2017年1月、電子情報通信学会で私が専門委員を務めるASN (Ambient Intelligence and Sensor Networks:知的環境とセンサネットワーク)研究会で、研究室の4年生3名が発表を行ってきましたので報告します。3名共に「卒論」を正式に提出後、夕方に羽田空港から大分空港へ向かい、会場の別府市には夜遅くに到着となりました。翌日から、最近流行りの合宿形式の研究会に参加し、いろんな大学の先生や学生らと交流する機会を得ました。また、別府市の観光物産(地酒など)の紹介も受けました。3名共に、学会発表を通じて貴重な経験が得られました。
 

松島知史君
  私は2.4GHz帯無線LANによる電波強度のハイトパターン特性を考慮したドローンの飛行計画について発表を行いました。この発表での質疑応答を通じて、電波や通信技術に加えて、自律飛行などの新たな分野へも挑戦していこうと思いました。今回の発表を通じて、幅広い分野から研究を進めていこうと思います。貴重な経験を得ることが出来ました。

吉岡俊文君
  私は2.4GHz帯ZigBee無線機を用いたマルチホップ通信について発表を行いました。卒論の提出後すぐの発表で不安でしたが、卒論執筆の過程で自分の研究への理解を深められたこともあり、無事発表を終えることができました。質問にはマルチホップの転送におけるスループット以外の評価基準も交えて、しっかり答えられたと思います。卒研Ⅱ審査会を控え、多くの人の前で研究発表ができたことは非常に良い経験になりました。これを活かし、審査会ではより良い発表ができるように尽力します。
 

 
小町谷遼君
  私は大学構内における2.4GHz帯無線LANの広帯域な電波伝搬特性について発表を行いました。学会の研究会に参加したことによって、知的環境やセンサネットワークについて研究している研究者に、自分が行ってきた研究について説明することができました。説明することによって、更に自分が行っている研究について理解を深めることができました。また、質疑応答によって、今現在行っている研究について、今後やらなければいけない課題の貴重な意見を頂くことができました。

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松島知史君の発表


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吉岡俊文君の発表


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小町谷遼君の発表

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研究会合宿の夕食シーン

2017/04/12

まだ夏はかなり遠いですが浴衣の学会発表を行いました

2017/04/12


 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。CS学部では1年間を通じてコンピュータを使ったアプリケーションの研究開発を5人くらいのチームで行う、プロジェクト実習テーマQという科目を3年次に開講しています。早いもので、今回で5年目となりましたが今年も学会にて成果を発表してきました。

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 学会では、まず最初に持ち時間30秒間(!)で論文の概要をホールで発表しますが、このチームは「美しい浴衣!」と述べた反面、コンピュータが何をしているのかは謎のままという、いかにもCSE松下研らしい内容でした。

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 この写真では、怪しい浴衣の人が写っていますが、30秒発表とは一転して、ちゃんと論文(ポスター)発表を行っている模様です。研究では、正しい着方に加え、正しい姿勢で歩かないと途端に着崩れを起こしてしまう浴衣を美しく着ることを目標として、ネックレス型の小さなワイヤレス姿勢センサを両肩の間に吊り下げるデバイスを開発しました。

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 学会での展示実演&論文発表のラストでメンバー全員による記念撮影です。プロジェクト実習テーマQという科目には、明確な目標やゴールは設定されていません。参加するメンバーが日頃疑問に感じていることや、実現してみたいと思っていることを、1年間という限られた時間の中でコンピュータを使って探求して行く場所となっています。今後はこの経験を生かし、新しい未来にチャレンジして行って頂ければと思います。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。しまったソフト買ってない・・・)

2017/04/11

電子情報通信学会で学生4名が発表しました!

2017/04/11

  CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2016年9月、電子情報通信学会ソサイエティ大会で、研究室の学部4年生3名と3年生1名(学部修士一貫5年修了コース1期生)が発表してきましたので報告します。発表分野はセンサネットワーク・高信頼制御通信・医療情報通信で、4名共に貴重な経験を得ることが出来ました。また、会場の北海道大学の近くには、大通り公園などの観光地があり、発表後の食事も楽しむことが出来ました。

関豪哉君
  私は24GHz帯の定在波レーダの近距離検知特性について発表しました。ソサイエティ大会は規模が大きく沢山の方が訪れていたので、とても緊張しました。 定在波レーダが、従来のレーダ方式とは異なるということを、興味を持って聴いていただけたと思います。学内でしか発表したことのない私にとって良い経験が得られました。
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関豪哉君の発表


 
駒野雄也君
  私は電子レンジ干渉信号との無線通信方式の実証的効果について発表しました。発表直前まで多く練習した甲斐もあり、緊張することなく落ち着いて発表することが出来ました。電子レンジの周波数は専門に研究している方でも見たことが無いらしく、とても興味を持って発表を聞いてもらえました。質疑応答を通じて、狭帯域信号と広帯域信号の干渉についても、今後の実験で検証していきたいと考えました。また、学外に出ることによって、他の研究者がどのような研究をしているかを直に知ることができ、自分の研究の課題やこれからの研究を更に深めていける良い経験が出来ました。
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駒野雄也君の発表



菊池康勲君
  私は無線干渉信号との時分割通信方式による効果の実証について発表しました。大会の発表直前までは、とても緊張しました。しかし、学生だけではなく、企業の研究者や他大学の教授の前で発表する機会は無いと思うので、良い経験になったと思います。また、発表後の質疑応答では、新たなテーマへの展開についてアドバイスを頂くことも有りました。学会など、外部で発表することで新たな知識などを得ることが出来て良かったと考えています。
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菊池康勲君の発表



原澤拓大君
  私はドップラレーダによる回転翼速度の実証について発表しました。自分の研究内容を多くの人の前で発表できたことは、とても貴重な経験になりました。発表後の質疑応答では異なる視点からの質問を受け、とても勉強になりました。今後は、今回の発表を踏まえてより良い研究、発表ができるように頑張ります。
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原澤拓大君の発表

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北大ポプラ並木の前で


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札幌大通公園にて
 

2017/04/05

無線システム研究室:学部生7名が学会発表してきました。

2017/04/05

CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2016年10月、電子情報通信学会SRW (Short Range Communication:短距離無線通信)研究会で、研究室の学部4年生7名が発表してきましたので報告します。会場は厚木市にある計測器メーカ:アンリツ(株)本社にて行われました。当日は一般講演11件のうち7件が当研究室からとなりました。卒業論文の仕上げに向けて、貴重な経験を得ることが出来ました。

小町谷遼君
私は大学構内構造物間における2.4GHz帯の電波伝搬特性について発表を行いました。研究会への参加を通じて、短距離無線通信について様々な研究している研究者の人たちに自分の研究内容を伝えることが出来ました。また、質疑応答によって、今現在行っている研究の次の課題について貴重な意見を頂くことができました。

坂元涼祐君
私は直線トンネルにおける2.4GHz帯の電波伝搬特性について発表を行いました。論文6枚やPDFの作成などに時間をかけて発表に備えましたが、当日の発表では自分の順番の前になるととても緊張しました。関連研究として自分と同じ分野の研究を調べるだけでなく、IoTに関連したWi-SUN(Wireless Smart Utility Network)やHAN(Home Area Network)などの技術についての発表もあり、他の分野のことについて知れることは、とても刺激がありました。

関沢耕平君
私は曲線廊下における2.4GHzの電波伝搬特性について発表を行いました。研究会では私や同研究室のメンバーと企業の方々の講演や、IoT関連技術のHAN(Home Area Network)の招待講演など様々な発表が行われました。質疑応答では、データ伝送の広帯域化に向けたより高度なシミュレーションについて提案を頂き、今後の卒業研究に反映していきたいと思います。

高田将之君
私はN対1通信におけるバックオフ制御方式の実証と考察について発表を行いました。質疑応答では、トラヒック内のエアー占有率について質問があり、研究者の新しい視点の意見は、自身の研究に画期的なものでありました。この意見を参考にして、今後の研究活動を発展していきたいと思います。
また、招待講演セッションで、神奈川工科大学の笹川雄司さんによる「ECHONET Liteの現状と今後の展開」、アンリツエンジニアリングの加藤豊行さんによる「HAN環境における無線測定・試験の現状と今後」を聴講しました。Wi-SUNやHANなどの注目されている技術について、誰にでもわかりやすい講演をして頂きました。今まで知らなかった技術を知ることができ、興味も湧きました。この興味は研究会に参加したからこそ湧いたものだと思います。私も今後、この新技術の動向を追っていきたいです。

深谷翔太君
私はN対1通信におけるRTS/CTS方式の実証的効果と考察について発表しました。広い会場、各大学の教授、企業関係者の前での発表は緊張しました。発表後の質疑応答では、質問自体が分かり辛く、うまく説明することが難しくなりました。今後は、専門用語などを幅広く習熟し、研究に活かしていきたいと思います。

藤島諒輔君
私はオートACK手法を用いたスループットとパケットエラーの実証について発表を行いました。今回、研究会で発表をしたことで非常に貴重な経験をさせて頂いたと思っています。私はZigBee無線機のハンドシェイクについて研究をしていますが、発表後の質問では、ハンドシェイクの定義について質問され、質問者は私の考えていたものとは異なる考え方を持っていました。そこで、今後も人前で発表をする機会があると思うので、これからは大勢の人の前でも緊張せず相手の質問をよく聞き、自分の研究結果について堂々と答えられるように努力していきたいと考えています。

吉岡俊文君
私は待ち行列を考慮したマルチホップ転送方式の実証について発表を行いました。自分の研究内容はフロー内制御ですが、その前段階の経路制御について質問があり、幅広い質問が出て来ることが分かりました。このことから、自分の研究が他の人の技術や研究とどう違うのか把握する必要性を強く感じました。


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小町谷遼君の発表


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坂元涼祐君の発表


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関沢耕平君の発表

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高田将之君の発表


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深谷翔太君の発表


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藤島諒輔君の発表


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吉岡俊文君の発表
 
 
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発表者7名

2017/04/03

ハンダ付けをすると手が震えませんか?

2017/04/03

 こんにちは。CS学部教員の松下宗一郎です。細かい手作業をする時に、手がどうしても震えてしまうことがあります。例えば、電子回路を手作りする際に欠かせないハンダ付けの作業では、1ミリ以下の正確な位置合わせが必要になりますが、手が細かく震えてしまうためになかなかうまくいきません。そこで、道具の持ち方を変えたり、手の姿勢や動かし方を変えたりすることで、なんとか震えが小さくなるように工夫をすることになりますが、どのやり方が最も良いのかを判断することは簡単ではありませんでした。

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 そこで研究をはじめたのが、腕時計型のワイヤレスモーションキャプチャーデバイスを使って手の姿勢と震えを同時に測定し、いつどのような状況の時に震えが小さくなっているのかを教えてくれるシステムです。細かな震えをとらえる腕時計型デバイスは既に知られていましたが、これに手の動きをデータ化するためのモーションキャプチャーを組み合わせることで、ビデオカメラを使わなくても作業状況を手軽に分かりやすく表現することができます。そして、約6ヶ月間にわたる研究の成果を学会発表することとなりました。

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 学会での展示実演では、震えの大きさを線の色で表現することで、例えば目の前に円を描いた時の様子をノートパソコンの画面に表示しました。その結果、体の真正面では手の震えが小さくなることや、ハンダ付けのような精密作業では最後に精密な位置合わせを行う瞬間以外にも、手の震えが大きくなる場所があることが分かりました。

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 ビデオカメラではとらえ切れない細かな手の震えを分かりやすく数値として記録するシステムは完成しました。普通の腕時計の約半分の重さしかないモーションキャプチャーデバイスは、準備や後片付けが簡単なのはもちろん、長時間使っていてもほとんど気にならないのが特徴です。今後は、更に幅広い分野への応用を考えて行きたいと思います。

 それではまた!

Soichiro C. Matsushita (Nintendoスイッチがやって来ました。ストラップが抜けない・・・)

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