電子情報通信学会の研究会で発表してきました
CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2017年1月、電子情報通信学会で私が専門委員を務めるASN (Ambient Intelligence and Sensor Networks:知的環境とセンサネットワーク)研究会で、研究室の4年生3名が発表を行ってきましたので報告します。3名共に「卒論」を正式に提出後、夕方に羽田空港から大分空港へ向かい、会場の別府市には夜遅くに到着となりました。翌日から、最近流行りの合宿形式の研究会に参加し、いろんな大学の先生や学生らと交流する機会を得ました。また、別府市の観光物産(地酒など)の紹介も受けました。3名共に、学会発表を通じて貴重な経験が得られました。
松島知史君
私は2.4GHz帯無線LANによる電波強度のハイトパターン特性を考慮したドローンの飛行計画について発表を行いました。この発表での質疑応答を通じて、電波や通信技術に加えて、自律飛行などの新たな分野へも挑戦していこうと思いました。今回の発表を通じて、幅広い分野から研究を進めていこうと思います。貴重な経験を得ることが出来ました。
吉岡俊文君
私は2.4GHz帯ZigBee無線機を用いたマルチホップ通信について発表を行いました。卒論の提出後すぐの発表で不安でしたが、卒論執筆の過程で自分の研究への理解を深められたこともあり、無事発表を終えることができました。質問にはマルチホップの転送におけるスループット以外の評価基準も交えて、しっかり答えられたと思います。卒研Ⅱ審査会を控え、多くの人の前で研究発表ができたことは非常に良い経験になりました。これを活かし、審査会ではより良い発表ができるように尽力します。
小町谷遼君
私は大学構内における2.4GHz帯無線LANの広帯域な電波伝搬特性について発表を行いました。学会の研究会に参加したことによって、知的環境やセンサネットワークについて研究している研究者に、自分が行ってきた研究について説明することができました。説明することによって、更に自分が行っている研究について理解を深めることができました。また、質疑応答によって、今現在行っている研究について、今後やらなければいけない課題の貴重な意見を頂くことができました。
松島知史君の発表
吉岡俊文君の発表
小町谷遼君の発表
研究会合宿の夕食シーン
2017年4月16日 (日)