渡辺研[無線システム研究室]の学部4年生4名が学会発表を行いました。
2017年8月24日 (木)
CS学部 無線システム研究室の渡辺です。2017年7月、電子情報通信学会で私が専門委員を務めるASN (Ambient Intelligence and Sensor Networks:知的環境とセンサネットワーク)研究会で、研究室の学部4年生4名が発表を行ってきましたので報告します。今回は、5つの研究会の合同となり、少し規模の大きな研究会となりました。卒研真最中の4年生らにとって7月の研究会は時期的に少し早いのですが、学会発表をすると言う強い熱意からエントリすることにしました。出張直前まで研究室にて実験と議論を重ね、プレゼン資料を仕上げて発表に臨むことになりました。会場は北海道大学の大きなホールで、当日の聴講参加者は60名ほどでした。研究室の学部生4名は多くの人の前でも、堂々とした発表が出来ました。質問には分からないことが出ても落ち着いて対応し、本番での強さを発揮してくれました。卒業論文の仕上げに向けて貴重な経験を得ることが出来ました。また、会場の札幌市は観光地であり、話題のお店で食事をしたり、週末は足を延ばして山登りも経験することが出来ました。
栗崎君の感想
私は「無線干渉信号に対する適応無線通信方式による効果の実証」について発表しました。発表前は、会場が大きいこと、他大学の教授や企業の方々がいらっしゃること、また、発表順番が一番目ということもあって、とても緊張しましたが、発表を始めると私自身の世界に入ることが出来たので、落ち着いて発表できたと思います。このようなことは大学生の時でしか機会を得ることはできないことだと思うので、良い経験になったと思います。今回、発表を行うことで新たな知識、経験、方法など、学会発表を経験しなければ得ることが出来ないことを多く得ることができました。
本池さんの感想
私は、電子レンジと無線機がどのようにすれば干渉せず、仲良く共存できるかについて、「電子レンジ干渉信号に対する適応無線通信方式による効果の実証」と題し、発表しました。学会発表は初めてで、発表前日までスライドの細かな修正や発表の仕方を何度も見直して、苦労したおかげで発表は時間内に収めることができました。発表後の質疑応答では、鋭い質問が多く、内容を確認しながら考えて、落ち着いて対応出来たと思います。自分が行ってきたことを学外で発表したことは、とてもよい経験だった思います。
モハマドハニフ君の感想
私は電子情報通信学会で「N対1通信における適応バックオフ制御方式による効果の実証」について発表しました。この発表は北海道大学のレクチャーホールで行いました。広い場所で発表するのは緊張するんだけど、何回も発表を練習して、発表の内容をしっかり覚えたから、多くの人の前で発表がうまく出来ました。私にとって、もっと良い人生になるために、このような経験が必要だと思います。
菅谷君の感想
私は「24GHzドップラレーダによる呼吸速度検知特性」について発表してきました。学内ですら発表したことがなかったのでどうなることかと心配でしたが非常にいい経験をする事が出来ました。学部生など相手にされないのではと思っていましたが質疑応答では多くの方から質問をいただき研究者の卵になれたのかなと感じました。大学生活の中で最もいい経験だったと感じています。
栗崎君の発表
本池さんの発表
モハマドハニフ君の発表
菅谷君の発表
発表者4名
北大ポプラ並木の前で
宿泊は自炊施設
北海道最高峰の旭岳(2,291m)
高山植物が豊富な富良野岳(1,912m)
2017年8月24日 (木)