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電子情報通信学会ソサイエティ大会、学会発表!

2017/10/02

去る912日(火)~15日(金)までの4日間に東京都市大学(東京)で開催された、2017年電子情報通信学会ソサイエティ大会において、三田地研究室の4年生、李載炯君と大学院2年生の姜凱元君の2名が学会発表を行いました。各人の発表後の感想を述べてもらいます。

李載炯君は、学会発表は初めてでしたが、本番では立派な発表で大変満足の行く講演だったと聞いております。また、姜凱元君は今年の3月に続いて2度目の発表で、少し慣れて来た感もあるように報告を受けております。その日は、私はポルトガルでのPOF2017とギリシャでのEUROMAT2017での国際会議発表のため、非常勤講師の富田信夫先生に電子情報通信学会ソサイエティ大会には出席して頂きました。以下に学会当日の二人の発表の様子を報告してもらいます。

「コンピュータサイエンス学部三田地研究室4年の『李載炯』です。」


私は、912日、東京都市大学で行われた電子情報通信学会ソサイエティ大会にて、「FBGセンサーを用いた地震振動検出の高速化」をテーマとし、FBGセンサが従来の地震計に比べ、電磁ノイズや雷などに耐性もあり、海底に設置すれば地震をより早く検出できて、地震計に適していると発表致しました。

講演では、


1. 周期の測定の限界をどこまで求めればシステムとして使用できるのか?

2. FBGセンサー以外にどのような地震計があるのか?(FBGがそれらと比べてどんなメリットがあるのか?)

2つの質問が挙がり、

 

1の質問では、私が今回測定した地震動より高速な極短周期地震動の周期0.5秒を測定すれば本実験台をシステムとして使用できると回答しました。

富田先生が補足で周期0.5秒以下だとFBGが壊れる恐れがあり、コネクタ部分を補強するなどして高速化の検討をして行く予定であると回答して頂きました。

 

2の質問には、私が機械式の説明と耐腐食性があり海底に設置することで地震をより早く検知することができるメリットがあると回答しました。

富田先生が補足で、電気式で静電容量を測るものがあると説明し、雷などに対応できることがメリットと回答して頂きました。


感想としては、さまざまな大学が発表する光ファイバの研究内容がとても専門的で、FBGセンサを研究している身として、もっと光ファイバの知識を取り入れなければならないと痛感しました。


1

                             

 

「続いて、大学院コンピュータサイエンス専攻2年の『姜凱元』です。」


私の発表する論文のタイトルは「FBGセンサを用いた地震加速度検出の検討」です。これは、光ファイバによるFBGセンサを用いた地震計への応用に関する研究です。この研究の動機と背景は以下の通りです。FBG光ファイバセンサは電気の代わりに光を利用し、銅線の代わりに標準的な光ファイバを使うことで、電気的なセンシングに伴う課題の多くを解決することができます。これらの特徴は陸域・海域を問わず観測網を構築でき、地球深部など高温領域での観測を可能とすると考えられます。前回の発表の内容は地震振動の検出についての研究でしたが、今回は前回の研究を基づいて、地震振動の加速度について報告しました。

これに対する質疑応答は下記の通りでした。


Q1. S波とP波の検討はどうなりますか。FBGセンサがひとつなので、それは難しいですね。

A1:そうです。それは今後も検討するつもりです。

私は外国人のため、学会発表した時はとても緊張しましたが、三田地先生、富田先生と研究室の皆さんのおかげで、順調に発表を終わらせることができました。斬新な視点からいろいろな問題について質問され、今後の新たな課題についてもよく役にたちます。


今回の発表を通し、いろいろな優秀な専門家の発表も聞くことが出来、とても勉強になり、自分の視野も広がりました。無事に発表を終えた時には、とても達成感があり、人生にとってもいい経験だと思います。

最後になりましたが、私にこのような貴重な機会を与えてくださった、三田地教授、実験講師の富田先生、また研究室の皆様に深くお礼申し上げます。


2


 

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 姜君は、学会発表は2度目で、李君は初めてでしたが、本番では堂々たる発表のようで大変満足の行く講演だったように聞いております。富田先生には大変ご苦労様でした。この場を借りて御礼申し上げます。

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