渡辺研「マイクロウエーブ展:横浜(11月)」で無線システムの最新の動向を調査しました。
無線システム研究室の渡辺です。11月に横浜で開催された「MWE2017:マイクロウエーブ展」に卒研生らと行って来ました。この展示会は国内では最大のもので、電波を扱ういろんな装置や、この業界の最新の動向を把握することが出来ます。
第5世代携帯電話のブースでは、使用する電波の周波数が高くなり、インフラ構築が進んでいる状況や、大学授業の「ワイヤレス通信」、「LANとホームネットワーク」等で説明した内容も紹介され、卒研生らは技術が実際に使われている様子を見ることが出来ました。
計測器メーカのブースを見て回ると、高周波を測るスペクトラムアナライザやネットワークアナライザ、高速サンプリング可能なオシロスコープ、フィールドで使うモバイルな計測器等の最新版が紹介されています。
実際に研究室でレンタルした計測器の新しいタイプも展示されていました。卒研生らは、普段、研究室で使っていることから理解が早く、説明員の方と新しい機能について話し合うことが出来ました。また、この展示会へ参加後に、研究室へデモを実施してもらうこととなり、実際に使ってみて新しい技術を体感することが出来ました。
このように、いろいろな業界の方と交流出来るようになれば、すばやく情報を入手できる可能性があり、卒業して企業に入ってからも、自分の仕事の幅を容易に広げることが出来るようになります。
2018年1月11日 (木)