渡辺研 創価大・電気通信大と交流会を実施(3月)
無線システム研究室の渡辺です。当研究室では、今年度は学部4年生による15件の学会発表を行いました。昨年度は18件であり、今年度もほぼ同様の活動状況です。学会発表を通じて他大学との意見交換が盛り上がり、より詳細に打ち合わせようと話が進みました。そこで、研究室どうしの交流会を実施し、より広い範囲の技術の交換やより深い技術の探求と、今後の展望について意見交換を行いました。また、互いに学生らによる研究紹介とこれから発表する学生へのアドバイス等も行いました。
創価大学理工学部寺島先生とは、比較的レイヤの高い分野から物理層や中間層にかけてレイヤを横断する統合的な研究を進めています、詳細は発表するまで秘密です。互いに異なる分野での視点から新たな知見を生み出します。
電気通信大学情報理工学研究科石橋先生とは、共通のテーマである医療IoT(Internet of Things)として24GHz帯レーダを用いた呼吸や心拍等のバイタルセンシングについて、より深く探求しアプリレベルまで構築する研究を進めています、こちらも詳細は発表するまで秘密です。共同で実験や検討会を行い新たな知見を生み出します。
このように、例えば学会活動を通じて外の世界へ飛び出しましょう、大学の中でじっとしているよりも、自分の世界が広がっていきます。何もしなければ何も起きませんが、何か新しいことを生み出す時は大変なことも有りますが、得られる成果も大きなものとなります。今まで学会発表を行った学生全員が新たな知見と大きな感動を得ています。
2018年3月30日 (金)