石畑研 学部4年生が電子情報通信学会研究会(3月)で発表
石畑研究室4年 内藤君が学会発表しました.
3月5,6の2日間奄美大島で電子情報通信学会のマルチメディア情報ハイディング・エンリッチメント研究会が開催されました.石畑研究室の内藤君が,「ディープラーニングを用いた楽音認識」のタイトルで発表を行いました.
皆さんは,ピアノで複数の音が同時になっているときに,どの音が鳴っているか判別できるでしょうか.この研究は,同時に鳴っている複数(3から4)のピアノの音を人工知能に聞かせて,鳴っている音を判断させるものです.これがうまくできるようになると,音楽を聞かせるだけで楽譜が出てくるというようなことができるようになります.
内藤君は, 「今回の発表では,音楽を聴いてどの音階が鳴っているかを推定するように人工知能を学習させました.論文の提出までは良い結果が出ず,発表に対する不安が大きかったのですが,提出後の実験で何とか発表できる結果となりました.発表は苦手で,非常に緊張しましたが,先生方から研究の進め方や考え方についてのアドバイスをいただき,視野が広がりました.今回の学会では,奄美大島の魅力について知ることもできた上に,研究発表をすることで自分の成長につながったと思います.」
と,かなり緊張して発表していましたが,聴講していた他の先生から暖かくも厳しい言葉をいただき,内藤君も大変勉強になったようです.
発表の合間に,近くの奄美海洋展示館とハート形の潮溜まりのある海岸へ行きました.海洋展示館には,オフシーズンということもあり,がらがらでしたがウミガメへの餌やりやクジラの骨の見物をしました.名所になっているらしいハート形の潮溜まり(ハートロックと言い最強の恋愛スポットとネットにはありました)には,ずいぶん人が来ていました.
2018年3月29日 (木)