情報処理学会第198回マルチメディア通信と分散処理研究報告会において論文のプレゼンテーションを行いました
こんにちは.2024年度に大学院修士2年になる高橋風太です.2024年3月18日に実施された情報処理学会第198回マルチメディア通信と分散処理研究報告会において論文のプレゼンテーションを行いました.今回の発表会場は,千葉県習志野市津田沼にある千葉工業大学です.当日は電車が一時運転見合わせになり少し遅れてしまいましたが,なんとか発表時間に間に合わせることが出来ました.
論文のタイトルは,「ディスク読み取り制御による期限付バックアップ中のユーザのファイル転送時間の短縮」です.この論文は,以前の研究会発表から内容をアップデートしたものになります.論文の提案内容は,ユーザのファイル転送とファイルサーバのバックアップが重なったときに,バックアップ速度を制限することでユーザのファイル転送時間が増加することを抑制しようという研究です.発表の様子はこちらになります.
研究発表は,今まで複数回行っており慣れてきましたが,発表時間の調整や質問への納得のいく回答は中々難しいと感じました.この発表は遠隔と対面のハイブリッドで行われており,途中でネットワークが悪くなるトラブルがありましたが,そういった場面であっても落ち着けていたのは,今までの経験が活きていると感じました.
この研究報告会に参加するのは学生だけでなく社会人もいたため,学生との実験環境や知識量,プレゼンテーション力,説明力などの差を感じました.こういった環境に身を投じることがモチベーションになったので,今後も奮って論文発表を目指して修士研究をしていきたいと思います.
2024年3月29日 (金)