国際会議IMCOM 2026で論文発表を行いました(後編)
コンピュータサイエンス専攻修士課程の2名の学生が2026年1月4~6日に開催された国際会議IMCOM 2026 (20th International Conference on Ubiquitous Information Management and Communication)で論文を発表しました。
こちらは後編になります。
情報セキュリティ研究室に所属するコンピュータサイエンス専攻修士1年の工藤諭です。
私の発表は2日目午前10時40分からのセッションでしたので、他の方の発表の様子を先に知ることができました。会議2日目の様子をお伝えします。
基調講演の様子です。
名古屋大学の武田一哉教授と慶熙大学校のEui-Nam Huh教授による基調講演がありました。
続いて、私の発表について報告します。
私は、「Early Detection of Malicious DNS over HTTPS Traffic」というタイトルで研究発表を行いました。悪意のあるDNS通信を検知する手法の提案と評価でして、機械学習を使っています。機械学習を使うにはデータに特徴が必要で、既存研究ではその特徴を集めるために2分ほどログを蓄積していました。逆の言い方をすれば、その2分間は気づかずに攻撃を受けっぱなしになってしまいます。一方、私の手法では5秒のログでも100%の確率で攻撃を検知可能です。
ここで発表した研究内容が書かれた論文は、米国の有名な学会であるIEEEから発行されます。是非、ご覧ください。
セッションの座長は、お茶の水女子大学の小口正人教授でした。国際会議ですのでセッションはもちろん英語ですし、私以外の発表者は日本人ではありません。
私の発表の様子です。先輩から話は聞いていましたが、システムの都合で自席から発表するのは初めてでした。
質疑応答では、私の後ろの席の方から質問があり、オンラインもあるので前を向いて質問に答えるという不自然な形でした。質問では、UDPはどうなのかと尋ねられましたが、HTTPSを使っていますのでTCPしか使わないと思いました。質問者の方からは、誤解があった旨をセッション後に聞きました。
2日目のコーヒーブレイクの様子をお伝えします。
なんと、焼き鳥がありました。ベトナム風の焼き鳥です。
ケーキとフルーツも前日より多くて大きいような気がしました。
会議2日目はランチバンケットがありました。
案内のパネルからして豪華です。Wi-Fiのパスワードが単純すぎるのは、情報セキュリティの観点からどうかと思いました。
ランチバンケット中には、IMCOMの論文が世界中から広く投稿された話がありました。グラフによりますと、IMCOM 2026で一番投稿が多かったのはインドネシアのようです。
ベトナムの伝統的な踊りや演奏も披露されました。楽器はベトナム独自のもののようです。
歴代のIMCOMの開催地も紹介されました。今回で20回目の開催で、日本でも別府で一度開催されています。2027年はどこなのでしょうか。
20回目の開催ということもあり、長年General Co-Chairsとして会議を先導された成均館大学校のSukhan Lee先生と、クアラルンプール大学のRoslan Ismail先生に功労賞が贈られていました。
今回の会場はハノイの中心部にありましたので、ハノイの様子も紹介します。
市内には活気がありました。
ハノイ駅です。ハノイはベトナムの首都ですので、日本でいうと東京駅のようなものですが、駅舎はこじんまりしていました。
ハノイ市内の様子です。商業ビルと住宅地が混在している感じでした。
2026年2月 3日 (火)



















